Langage TEXTO = “テクスト” の略記 |
1 exemple SMS |
|
「TEXTOテクスト」というのは、携帯電話のメッセージ送信システム「SMSエスエムエス(Short Message System)」の代名詞。
「Je t'envoie un texto ce soir ! (今夜、携帯でメッセージを送るよ)」といった風にも用いられる語です。
日本の携帯電話では、電話間、電話とパソコン間 と、E-mail送信が発展していますが、フランスでは電話間の文字送信はSMSが主流。
ちょっとした連絡に、お小遣いの上限の低い若い子の間では特にSMSが人気で、入力の億劫さから、次のような「Langage Texto ランガージュ・テクスト」と呼ばれる略語が誕生し、横行しています。
これら略記に慣れるあまりに、中高生の仏語力が落ちている! と危機を訴える声が高まるほどに広まっており、人によってはE-mailにも用いることがあるので、主要なものをリストします。
俗語表現、英単語に置き換えられているだけ、というものもあれば、音を取って置き換えたもの、例えば「9 = neuf(新しい)」なんて表現もあって、慣れないと奇怪でサッパリ分からないヒミツのメッセージのごとしで、もはや「Jeunes:若者」だけが使うのでないから、また恐ろしい。
SMSばかりが原因とは言えませんが、正しい仏語を使えないフランス人は、着々増殖中です・・・
若い子が集うチャットChatやフォーラムForumでも見かけますが、
あなたの仏語筆記力が落ちる可能性も充分考えられるので、乱用しないことをお勧めします。
私が受け取ったSMSより2例:
SMS reçu / 受信SMS |
Non, suis ds le tr1vers 18h45 jesper |
Traduction / 正しい仏語訳 |
Non. Je suis dans le train. J'espère que je le saurai vers 18H45.
否。今僕は電車の中。18時45分頃には分かると思う。 |
SMS reçu / 受信SMS |
Jariv ds 1 car d'h |
Traduction / 正しい仏語訳 |
J'arrive dans un quart d'heure.
15分後に着く。 |