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クランベリー

ツツジ科:低木
学名:Vaccinium macrocarpon / Vaccinium oxycocos

仏名:Airelles(エレル)
英名:Cranberry(クランベリー)


【概要】
  • 北米カナダやアメリカでよく使われる、酸味の強い真っ赤に熟すフルーツ。
    果実は直径1.5cm前後と小さく、サクサクとしたリンゴのような歯ごたえ。
    カナダで栽培が広がり、聞く所によれば畑に、果実の収穫時になると水を注ぎ入れ、実が水に浮くのを利用して、水面に浮いた実を集めて収穫するのだとか。

  • 酸味が強く、生のものをそのまま食べても特に美味しいものでもないので、焼き菓子に入れたり、ジャムやコンポート等に、或いはチャツネなどに利用する。
    特に知られるのは、カナダ及びアメリカでサンクス・ギヴィング(感謝祭)やクリスマスの七面鳥料理に添えるクランベリーソース。 同国の伝統料理とされている。

  • また、砂糖付けにして乾燥させた「ドライクランベリー」も流通している。

  • フランスではたまに冷凍を見かける他、生はカナダからの輸入品くらいで、あまり一般的に使われるものではない。
    上の写真は、左が感謝祭シーズン(フランスではトゥッサン、万聖祭で、感謝祭を祝う習慣はない)に見つけた輸入物の生クランベリー。
    右は、やはりカナダから輸入されたドライクランベリー(私が見つけた所では、キロ当たり25euros:2006年春時点)。
    冷凍食品専門店PICARDで常時、丸ごと生を冷凍したものが売られているので、仏国内で探すならまずそちらを覗いてみて。


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