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シュー・ロマネスコ

菜種科  学名:Brassica oleracea

仏名:Chou Romanesco(シュー・ロマネスコ)
英名:


【概要】
【概要】
  • フランスでは一般に“Chou romanesco:シュー・ロマネスコ”と呼ばれる野菜で、イタリア、アドリア海沿岸では割とみられるお野菜らしいです。
    フランスではひと頃、どこだったか冷凍食品メーカーがお野菜炒めミックスのTVCMでこの名を繰り返していましたが、たまに見かけるくらいで、知名度はさほど高いものではありません。 日本語名は不明。
    ブロッコリとカリフラワーをかけ合わせたようなキャベツの仲間(菜種科)、つぼみの状態の花部分を食用にし、風味はブロッコリよりもカリフラワーに近いですが、より繊細。 穏やかな甘味があります。
    私ははじめてこのお野菜に出会ったときに、あまりに美しい螺旋を描いた姿に飛びついたものでした。 以後マルシェにも時々登場し、鮮度の良いものを見付ける毎に楽しんでいます。

    先の尖った房の美しさを生かして、小房に分けて調理するのが一般的。 最もシンプルなのは塩茹でしてお肉やお魚に添えたり、マヨネーズや塩、その他ソースを添えて味わいます。
    デリケートなので、炒める際は加熱しすぎて煮崩れないようにご注意を。 ソテーするよりもむしろ蒸し煮にしてお鍋を少し揺する程度に留めた方が良いです。
    太い茎と汚れのない葉も房と共に茹でたり、そちらについては炒め物に加えることもできます。

    カロリーは低めでヴィタミンCやミネラル類に富みます
    (茹でるとお湯にかなり逃げてしまうので、蒸籠で蒸した方が多少はヴィタミン類をキープできます)。
【選び方】
  • 黄色や茶に変色している部分や傷のない、黄緑色鮮やかで花(つぼみ)と囲む葉がピンと張りのある鮮度の良いものを選びます。
    冷蔵庫の野菜室で3〜4日保存できますが、鮮度の良いうちに早めに賞味しましょう。


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