【概要】
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小麦には、いくつか種類がある。
・軟質小麦(英 Wheat、仏 Blé tendre/Froment)
・スペルト小麦(英 Spelt wheat、仏 Epeautre)
・セモリナ小麦(英 Semolina、仏 Blé dur)
他にもあるが、これらは最も一般的なもの。
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右の麦粒は軟質小麦。 最も一般的な小麦で、製菓やパン作りに使われる小麦粉の原料と同じ種類。
写真は、麦の穂から外して種の殻を除いただけの状態で、薄皮(ふすま)と共に胚芽、胚珠も残る全粒。
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殻を除いただけの状態なため、水をこまめに替えながら浸しておけば発芽し、「麦もやし」が楽しめる他、米のように炊いたり茹でたり、スープや炒め物やピラフ、ホットサラダ等に使える。
また、完全に水を含ませて柔らかくすれば、生でサラダ等にも用いることができる。
【TOMATOより】
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僅かに発芽させた麦はヴィタミン豊富と聞かされて試しに買ってみたものの、生のままではちょっと固いので(食べていけないことはないそうだけれど)、結局蒸したり茹でたり、ミネストローネ風スープにパスタ代わりに加えて煮たり、お米を炊く時に雑穀米風に、アマランスやキビ、キノアやレンズ豆等と共に炊き込んだりして使っています。
お米と一緒に炊く時は、お米よりも煮えるのに時間がかかるので、水をしっかり含ませてから、或いは軽く下煮してからの方が良いです(私の経験上)。
ふんわり炊ければ、プチプチした歯ごたえと、噛みしめる程に旨味が出て来る味わいの良さを存分に楽しめます。
発芽させる場合は、根が鹿のツノのようにちょっと飛び出した程度の状態が最も良質で沢山のビタミンを摂取できる時なのだとか。
茹でるよりも蒸した方がヴィタミンは逃げません。
右は、近郊あちこちに見かける麦畑の一部。
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