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ヒマワリの種

キク科:一年草  学名:Helianthus annus

仏名:Graines de tournesol(グレーヌ・ドゥ・トゥルヌソル)
英名:Sunflower seed(サンフラワー・シード)


【概要】
  • 南米原産のキク科の植物、様々な種類があるが、大輪の花を咲かせる一年草。
    熟した種のジン(殻をむいた中身)を食用とし、植物油「ヒマワリ油(英:Sunflower oil、仏:Huile de tournesol)」の原料でもある。

  • 右の写真は、種の殻をむいた状態。
    下の花は、家の近郊のオイル用ヒマワリ畑に真夏に咲いている大輪の花。
    日本の小学校では、低学年時に夏休みの理科の課題などでヒマワリ栽培・観察を課題とすることも多いので、馴染みある人も多い筈。
    この花は、キク科の花の大半のように小さな花が集まって1つの大輪の花を形成しており、中心(周囲の黄色い花びらに囲まれた緑がかった薄茶部分)にビッシリと種ができる。
    受粉は主にミツバチによる。

  • 殻付きの種は長さ1.5cm前後から種類によってはそれ以上、殻の色にも真っ黒、茶色、白と黒の縦縞、グレーがかった白に僅かに黒い筋が入るものなど様々ある。

  • 市販されているヒマワリの種には、主に2タイプ、生のままの殻付き或いは殻を除いたジンのみ、又は殻付きもしくは殻を除いて煎って塩をまぶしたものとある。
    塩をまぶしたものはそのまま、スナック代わりのつまみとして味わう(スペイン辺りでよく食べられる)。
    生のものは、そのままでも食べられるが、フライパン(油は敷かずに)で乾煎りするか、オーブンで極々薄く焼き色を付けると香ばしく味わいが更によくなる。

  • 乾煎りしてそのまま、又は塩を振ってつまみにしたり、丸ごとあるいは刻んでサラダはじめ料理の風味付けに使ったり、パンや焼き菓子に散らすか混ぜても良い。
    香ばしさのあるナッツのような味わい。

  • フランスではさしてポピュラーなものでもないが、植物油は売られている。
    上の種は生。 BIO-Coopで小袋(200g程)を購入し、家では料理、パンに活用。


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