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インゲン豆いろいろ
赤インゲン豆
白インゲン豆
黒インゲン豆
生インゲン豆


赤インゲン豆
  • インゲン豆には赤、白、黒、緑と色もさることながら、各国産地によってかなりの種類があり、サイズに違いがあってもそれぞれ入手できるもの(金時豆等)で代用できる
  • 白に比べて赤の方が独特の味が強いが、細かい事にこだわなければいずれも同じように利用可能
  • アメリカ・ニューイングランド地方の伝統料理「ベイクド・ビーンズ」、メキシコの「チリコンカルネ」、「エンチラーダ」、キューバ料理、フランス南部 等々、世界中で親しまれる最もポピュラーな豆

  • 最低でも一晩(およそ8時間ほど)は水に漬けておかねばならず、茹で時間もかなりかかるので圧力鍋を利用するか、さもなくば水煮缶などの利用が手軽




 ◆白いんげん豆(乾燥)

  • 赤やグリーン、サイズの違い等様々種類があるいんげん豆の中でも、こちらは世界的に広く利用される白いんげん豆
  • 火を通すとふっくらとし、芋のようなポクポク感が出ます
  • しっかりとお腹に溜まる豆で、フランスでは鴨などのかたまり肉と共にじっくり時間をかけて調理する“カスレ”等、冬の料理に活躍しています
  • 他のインゲン豆にも共通ですが、味付けをする際は塩味・甘味共にあらかた柔らかくなってから加えます
    さもないと浸透圧で豆が硬く仕上がってしまうのでご注意下さい
  • 加熱済みの缶詰が各種出ていますので、そちらを利用すると手軽です





 ◆黒インゲン豆(乾燥)

  • 黒インゲン豆と一口に言っても、こちらも産地や種類によって実は色々あります。
    写真のものはアフリカ産。 南米辺りで使う同じ様な黒いインゲンの仲間の豆よりも細長く、でも味わいはあまり変わり有りません。
  • グルメ・ガーデンのレシピでは、「欧米料理:お野菜」又は「欧米料理:肉・魚」に“ビーフの黒豆煮”があります。





 ◆生インゲン豆

  • フランスで(他ヨーロッパ諸国もかな?)、「Haricot a ecosser:アリコ・ア・エコッセ」という名で、夏の終わり頃の僅かな時期に市場に出てくるサヤ付きのフレッシュ豆です。
    アリコとはインゲン、でも、サヤインゲンもインゲン豆も皆ひとまとめにアリコと呼ぶので、恐らく厳密な分類からはやや外れた呼び名であろうと思われます。 一応こちらにも白、赤、緑といった分類はあるのですけれど。
    こうした豆にもいくつか種類があり、写真のもののようにサヤも実もまだら模様でウズラ豆のようなものもあれば、豆の色は一色でグリーンがかっていたりイエローがかっていたり、サヤの色も淡いイエローのものもあります。


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