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ムング豆


  • インドの家庭料理に頻繁に利用される小粒で麦に似た豆、皮付きと皮なしがあります
  • 皮付きのものは調理すると皮が剥がれ口に残りますが、皮の無いものは消化に良いためインドの毎日の食事にスープ、お米と合わせたお粥(かゆ)、スパイスと共に炒め煮にするサブジ等に使います。
  • ムング・ダール(Moong Dal)の他地方や国によって名称が異なり、ムゲル・ダールの名もあります
  • やや青臭みに似た香りがありますが、小粒の割りに味はポックリとして甘味があり、お米と合わせて煮たり炊き込んだりしても美味、加熱すると水分の少ないさつま芋のようなポックリした質感になり、甘味があります。
  • ただし、お腹にガスが溜まりやすいとインドでも言われる通りなようです・・・
    駆風(腸内のガス排出)効果のあるクミンやコリアンダー等のスパイスと合わせて利用する現地の人々の習慣にも頷けます
写真は、左が「ムング豆」として売っていた皮なし、右は中国産の小豆に似た豆で、ほぼ同じようなポックリした黒い小粒の豆がインドでムング豆とされています。
サイズは左の黄色い皮ナシの方が小さく、明らかに異なる豆ですが、右の黒い皮に中が白い豆も、皮をむいてムング豆として売られていたりします。
(黒い方は、我が家では小豆同様あんこを煮るのに以前使っていたもの。近頃、小倉あんはBIO-Coopで割と質の良い小豆が買えるようになったので、そちらを使っています:2006年6月現在)

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