【概要】
- 真っ黒なダイコン(大根)ですが、黒いのは皮だけで中は一般的な白い大根とほぼ同じで白い色をしています。
香りも味も基本的には白い大根と同じなのですが、地質が違うためなのかもっと原始的なのか、皮は固くガサガサとしている場合があり、輪切りにしてみると中心に「す」が入っている事が多くジューシーさに欠ける印象です。(「す」が入るというのは身がパサパサしていたり隙間がある事)
ヴィタミンCが豊富、Bも含まれます。
- 使い方も、上記の通り質感が異なる場合が多いものの、質さえ良ければほぼ普通の大根と同じように利用できます。 生でも香りは強めなものの辛味は青首大根ほどではなく、加熱すると柔らかくなります。
- 以前、フランスだったかカナダかの医学系サイトでたまたま目にした解説によれば、肝臓系の病に効果的な成分を含むのだとか。 詳しい説明が無かったのでそれ以上はよく分からないのですが、これを絞った栄養ドリンクのようなものがフランス(もしくはカナダ?)の薬局で購入できるのだとか。
- 仏語別名「Radis d'hiver:ラディ・ディヴェール(冬のラディッシュ)」、ドイツ名「Winterrettich」、デンマーク名「Sort raeddike」又は「Vinterraeddike」
【選び方と保存】
- 上記の通り果肉に空洞があるものを選ばないよう、極力重いもの(サイズと比較して)を選びましょう。 また、皮は極力なめらかなものの方が良いとされています。
- 保存は、殆どの大きめの根野菜同様冷暗なカーヴ(地下貯蔵庫)で最長3週間程まで保存が可能です。
でも、購入又は収穫後は極力早めに消費しましょう。
【参考レシピ】
- 特にこれを使ったレシピは用意していませんが、洋風料理なら蕪(かぶ)同様に利用可能。
裏を返せばこれを使うレシピは蕪で代用できるということ。 我が家ではもっと質の良い新鮮な蕪を主に使っています。 鮮度が良ければ大根おろしも「かぶおろし」で代用。 ちなみに私が使っているかぶは上面が紫がかったこちらでは最も一般的なタイプです。
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