マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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365のチーズ


l'Art de la découpe des fromages チーズの切り方

美味しそうなチーズを買ってきたは良いけれど、どこからどう手を着けたら良いのやら?
腕組みして考え込むよりもどこからでも取りかかって味見してしまえば良いのですが、チーズによっては切り方をよく考えないと生地と表皮のバランスが上手く取れない配分になってしまうことがあります。
そこで、代表的ないくつかの形を例にご参考までにカット方法をご紹介します。
基本的なカット方法の例ですので、1切れのサイズに関してはお好みに調整して頂いて構いません。


カマンベール、サン・マルスラン、フルム・ダンベールといった、直径10cm前後のもの。
半分だけ買ってきた場合でも、ケーキのようにカットします。

ポン・レヴェック、マロワル、
パヴェと名の付く正方形のチーズ等、
一旦斜めに大きく2つに切ってから小分けにします。
 
大型のハードタイプのチーズの1切れの場合。
オッソ・イラティ、ピレネー・ブルビの大型のもの、アボンダンス、グリュイエール等

シャビシュー、カベクー、クロタン(・ドゥ・シャヴィニョール)などの小さな平たいチーズ。

ブルー・ドーヴェルニュやロックフォールのような青かびチーズ

プーリニー・サン・ピエールやヴァランセなど
ピラミッド形の主に山羊チーズ。

サント・モール・ドゥ・トゥーレーヌ。
単に輪切りにすれば良いのですが、中心にワラが入っている場合はあらかじめ引き抜いておいても良いです。

プティ・バスク、シャウルス、シャロレなど、丈の高い円柱型も大抵はカマンベール同様にカット。

モン・ドール、ヴァシュラン等、
木枠に巻かれ、木の箱に入ったクリーム状に熟成が進んだもので型から出すと流れ出てしまう場合は、スプーンですくってパンにつけて食べます。

ブリー・ドゥ・モー、熟成若めのモン・ドールなど。

ご家庭で楽しむ分には、難しい事に頭を悩ますより楽しくチーズをいただくのが一番。 ボナペティ!






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