AOC:なし
熟成:3ヶ月〜2年
サイズ:直径20cm、高さ7cm
重量:およそ3kg
主生産地:アキテーヌ地方
ピレネー・アトランティック県
(バスク地方)
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Iroulégyなどバスク地方の、又はCôtes de Bordeauxなどの赤ワイン。 |
Ardi-gasnaアルディ・ガスナとは、バスク語で「羊のチーズfromage de brebis」の意味。
標準フランス語では、「Gasna」はガスナと発音しますが、バスク語では「ガシュナ」。
オーヴェルニュその他山岳部で作られる中型チーズの類に漏れず、このアルディ・ガスナも、固い外皮に包まれた、厚みのある円盤形の中型チーズ。
外皮は固く、渋く淡いオレンジ茶に色づく。
生地は、若いうちは張りがあるセミハード、熟成が長くなると、上の写真のように、生地質が固くイタリアのパルミジャーノに似たハードタイプに近づく。
バスク地方特産のサクランボのジャムを添えたり(オッソ・イラティのように)、蜂蜜をかけて味わったりもされる。
その他、料理にも活用可能。
TOMATOより
私は、バスク地方の羊乳のハード/セミハードタイプのチーズが好きで、それも熟成長めが好み。
おのずと、このチーズも見るからにして好みにピッタリだったので、マルシェの馴染みのチーズ屋で見つけて飛びついたのが上の写真です。
サイズが小さめなので外皮が固く(乾いている)、ナイフで切れる部分はチーズプレートで味わい、外皮に近い部分はすりおろしてお料理に使いました。
非加熱乳を用い、生地をプレスして型詰めして作られるため、生地はコンパクト。 よく熟しているので、味わいも濃厚で、でもしつこくなく、羊乳特有の甘味はあれど臭みはなし。
2006年6月8日