マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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365のチーズ


Bleu de Laqueuille ブルー・ドゥ・ラクイーユ

  
AOC:なし
軟質熟成青カビタイプ シリンダー型
熟成期間:3ヶ月間
重量:小350g〜1kg
   大2.5kg
サイズ:小・直径10.5cm
    大・直径20cm、高さ8〜10cm
主生産地:オーヴェルニュ地方
MG:45%


白ワイン:一般的に合うとされているのはRivesaltes

生まれはオーヴェルニュ地方の同名の村「Laqueuille」にて19世紀半ば(1850年)、アントワーヌ・ルーセルという人物が熟成中のチーズに青かびが生えたところが美味しかったため、試作を重ねてその4年後にブルー・ドーヴェルニュ同様、生地にカビを植え付けて空気穴をあけて熟成させる方法に落ち着き、それ以降その製法が受け継がれている。 塩分が強く青カビ量も多めのブルーの中のブルーといった強いチーズ。
生地は黄色みを帯びた冷めたクリーム色で、舌触りはクリーミー。 熟成が進むにつれ天然表皮(可食)の湿った熟成チーズの匂いが強まる。 ブルー・ドーヴェルニュよりもなめらかで柔らかい。
食後のチーズプレート向き。 パンを添えて。
しかしオムレツやクレープ、ジャガ芋などと共にグラタン、パスタソース、ピザ、サラダなど料理にも幅広く使える。

かなりのブルーチーズファンでないと難しい味かも。


TOMATOより:ロックフォールよりもブルーが強く、私はとても気に入っています。 ただ、塩味がとても強いのでほんの少ししか食べられないのが残念・・・

2003年3月17日







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