AOC：なし
タイプ：青かび生地に白カビ外皮
小さな円柱型
熟成期間：2〜4週間
重量：125〜500g
サイズ：大中小の３タイプ
主生産地：ローヌ・アルプ圏ブレス地方
MG：55％
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フルーティーな赤 |
戦後間もなくして誕生したまだ若い酪農工場製チーズで、産地は名前の通りブレス：Bresse地方。
原料ミルクは牛殺菌乳にクリームを添加。
マイルドな生地に香りの弱い青カビがやや大きめにまばらに散り、外皮は白カビ。 ドイツのカンボゾラと同じ様なマイルドさですが、写真の工場生産物（スーパーマーケットでぐらいしか買えません）は外皮の白カビにシャンピニオン（マッシュルーム）臭があります。
生地は暖かい所にしばらく置いておくとクリーミーになりますが、風味が弱いので冷蔵庫から出したばかりの冷えた状態のものをそのまま味わってしまうとなおさらつまらないチーズになってしまいます。
味わいと殺菌乳製であるところから想像するに、恐らく輸出を意識して作られたのでしょう。 日本にも輸出されています。
また、近年のローカロリー嗜好に合わせて「Bresse Bleu Leger：ブレス・ブルー・レジェー」なるものも店頭に並んでいます（私は試したことはありません。そんなチーズを選ぶくらいなら、本物のチーズをいつもの半量だけで我慢する方がマシというのが持論なので）
TOMATOより：これもあまり美味しいチーズだとは思わないのですが、日本のチーズ入門者さん辺りには穏やかめな味わいで親しみやすいかも。
ちなみに、写真のものは御弁当のサンドイッチ用に香りが強くなくパンの間から流れ出さないブルーを探していてスーパーマーケットで目に付いて買ってきたものです。 そうでなければ私は３年に１回も買わないでしょう。
この銘柄にはもう少し大きい物と小さいものがありますが、写真はお買い得パッケージで１０パーセント増量（１個150g）だそうです。
2003年5月19日
