アジョワン

セリ科:一年草
学名:Trachyspermum ammi
仏名:Ajowan(アジョワン)
英名:Ajwain Seeds(アジュウェイン・シード)


【概要】
  • 利用部位:種子(ホール、粉末)。

  • パセリやセロリ、フェンネルやアニスと同じセリ科の植物の種で、見た目もそれらの種によく似ている。
    しかし香りは大分異なり、ハーブの「タイム」のような芳香を持つ。
    香りは、種を砕く事によって引き出せるため、調理に用いる際は油で熱して弾けさせるか、あらかじめ刻んだりすり潰したりして使う。

  • 主にエッセンシャルオイル(精油)の原料として栽培されるが、インドでは日常的に使われるスパイス。
    消化を助ける働きがあることから、豆料理によく用いられる。

  • インド料理では他のスパイスを合わせて利用される事が多く、粒のまま油で熱し香りをたててから炒め物・煮物当に利用する他、粉末をソース類に加えるなどする他、アニスやキャラウェイ同様パン(インドのパン「パラサ」)、焼き菓子にも加えて楽しむことができる。
    精油は殺菌・防腐効果が古くから知られ、現在も歯磨きなどに使われる

【TOMATOより】
  • 日本でもフランスでも、精油は見つかっても種はなかなか見当たらないので、生かドライのタイムで代用できます。




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