ヒース/ギョウリウモドキ
↑ 野生の花。

キク科:常緑樹
学名:Calluna vulgaris
仏名:Bruyère(ブリュイエール)
英名:Scots Heather(スコッツ・ヘザー)
   
和名:ギョウリウモドキ

【概要】
  • 利用部位:花、葉。
  • ヨーロッパの荒れ地や森の縁に自生する常緑樹で、丈は30cm程〜1m近くにもなる。
  • 1000を超える園芸酒が存在し、花壇の彩りとしても親しまれる。
  • 花はミネラル分を含み、利尿、鎮静、殺菌作用がある他、染料としても用いられる。 葉はハーブティーやビールの香り付けにも用いられる。


↑ 枝を使った垣根。
【TOMATOより】
  • この辺り(Touraine, France)では、その辺の森の縁によく見かけます。 大抵群になって生えていて、花期(7〜9月頃)には一斉にワッと咲いて、辺りにピンク色を広げる風景は見事なもの。
    しかし一般的に、これを集めて自家製のハーブティーにしたり薬用利用はしないようです。
  • 希に、この花を集めたティーが売られていることがありますが、あまり一般的ではありません。 お茶として売っているものを買うなら構いませんが、その辺に生えているものは、眺めるに留めた方が良いでしょう。
  • 丈が高く伸びるものもあり、それらは真冬に立ち枯れた木を集めて大きなミシンのような機械を使って針金で縫い合わせて、垣根に用いたりします(右の写真:ブルデズィエ城の庭にて撮影)。




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