マロー

アオイ科:越年草
学名:Malva sylvestris
仏名:Mauve(モーヴ)
英名:Mallow (Blue)(マロー)
和名:ゼニアオイ(銭葵)
【概要】
  • 利用部位:葉(生・ドライ) ヨーロッパ原産の葵(あおい)科の越年草で、主に観賞用に栽培されています(ヨーロッパでは野生化したものを野に見かける事もあります) 日本で鑑賞用に栽培される芙蓉(フヨウ)によく似ていて、茎が数本直立し手のひら形の葉を付けます この葉の付け根に5月頃から夏にかけて5弁の花が下から順に咲き上がる花時期の長い植物 ハーブとしては花を主にお茶に利用します 特に香りはありませんが、薬用効果もあります 生のものでもドライでもお湯を注ぐと美しいブルーの色が出、レモンを少量たらすと淡いピンクに代わりやがて黒っぽくなる3段階の変色が面白いティーで、日本では輸入物のティーバッグを店頭で見かけました
【栽培】
  • 日当たりの良い所乾燥にさえ気を付ければ栽培は手軽で、葉も良く茂るので観賞用にも向きます 冬には地上から姿を消しますが、春になるとまた新しい芽が出てきます 花を長期間楽しむには、時々肥料を足してあげると良いでしょう(栄養が不足すると、植物全般に言える事ですが花の色合いが薄くなってきます)
【採集時期と保存】
  • 上記の通りハーブとしては花のみですが、乾燥した物も利用できるため、保存も可能です 開花直後の花を摘み取り、風通しの良い所で乾燥させます




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