キク科:多年草
学名:
Achillea Millefolium
仏名:Mille feuilles(ミル・フゥイユ)
英名:
【概要】
- 利用部位:葉。
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キク科の多年植物で夏に白い花を咲かせる。
大きいものは高さ50cmを越える程に成長し、日本にも本州から北、ヨーロッパにも自生し、ピンクの花を付ける観賞用も栽培されている。
- 葉は細長く、細かく裂ける様子が鋸の歯のようである事から和名が付いた。
- フランス語ではmille feuilles(ミル・フゥイユ)、日本でミル・フィーユと呼ばれるお菓子と同じ名称で、意味は“千枚の葉”、葉が細かく裂ける事から来ている。
なお、お菓子のミル・フィーユ、フランスでこの発音は通じないどころか別の意味になってしまうのでご注意を。
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ハーブとしての利用は、日本で“西洋のこぎり草”と呼ばれているものに限りご紹介します。
【栽培】
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野に生えるものもある位なので、花壇でもプランタでも手軽に栽培できます。
ただし、丈が高いものは地植えが良いでしょう。
切り花としても楽しむことができます。
【採集時期と保存】
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ハーブとしての利用は希ながら、春先の柔らかい若葉をサラダや料理のあしらいに利用できます。
やや苦みがある他はこれといったクセも無い代わり、特に美味しいものでも無いので薬用利用を除いて観賞に留めておく事をお勧めします。