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シソ科:多年草
学名: Orignum vulgaris
仏名:Origan(オリガン)
英名:Espelette red pepper /又は仏語そのまま
【概要】
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利用部位:葉、花(ドライ)
「花はっか」の和名がある通り、はっか(ミント)に似たやや小ぶりの葉が繁り、この葉(時には花も)をハーブとしてまた薬用に利用します
生の葉には香りが薄く、乾燥させることによってその香りを引き出す事が出来るためお料理への香り付けとしては主にドライを使います
【お料理への利用】
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トマトにとてもよく合い、パスタやピザ等イタリア料理にはとりわけ欠かせないハーブです
肉、魚、卵、チーズ等相性の良い食材が多く利用範囲も広く、イタリアやフランス等のミックスハーブにも加えられています
【栽培】
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日当たりの良い所でならば、バジル等のシソ科の植物に属すので手軽に栽培できます
「種を蒔く、挿し木する、株分けする」の3種類の方法によって増やすことも可能
種を蒔く:春か秋、プランタか直蒔きします
挿し木:花が咲く前の梅雨時かその直後、強い日光が直接当たらないところで乾燥に気を付ければかなりの確率で発根します
株分け:地植えにするとよく繁り、刈り込む程に脇目がでるほどに逞しく育ち、多年草なのでそこから株分けします
【採集時期と保存】
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上記の通り主に乾燥した葉を利用するため、収穫後の保存も可能です
他の多くのハーブ同様、花を付ける直前が最も香りが良いとされていますが、花ごと利用しても大丈夫です
茎ごと刈り込み、丁寧に洗って水気を切ってから少量ずつ束ねて風通しの良い日陰につるして乾燥させ、キッチンペーパーなどを広げた上で軽く握って葉を落とし、密閉容器に保存します。
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