エリンジウム

セリ科:二年〜多年草
学名:Erynigium maritimum, Eryngium campestre,
   Eryngium bourgati etc.

仏名:Panicaut(パニコー)
英名:Sea Holly(シー・ホリー)
和名:エリンジウム/まつかさあざみ
【概要】
  • 利用部位:若葉、若芽を食用、その他は薬用利用。
  • アザミのような外観で、棘状の葉と玉になる青い花が特徴。 花期は夏。
  • ヨーロッパでは、若葉や若芽をサラダや、若芽は酢漬けにしてピクルスのように用いたり砂糖漬けにしておやつにされてきた野草。
    古くから薬効が知られて来たが、現在では消化を助けること、食欲増強の薬草とされる。 強壮剤の役もなすと言われるが、この点については証明されていないという。
  • 根も薬用利用される。
  • いくつか種類があるが、いずれも陽当たりの良い砂地を好む。 草丈は30〜60cmほど。


【TOMATOより】
  • この辺り(フランス、トゥーレーヌ地方)では川原の草地によく生えています。 秋にもなると立ち枯れてよく目立ちます。
    特に食べるという話は聞かず、単なる雑草扱いですが・・・
    写真のものはフランスで「Panicaut de Bourgat(L. Eryngium bourgati)」と呼ばれるもののようです。 色々種類があって、茎がヒョロヒョロと長く伸びるもの、葉の切れ目が浅くヒダ状になるものも。




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