ラス・エヌ・ハヌートゥ

仏名:Ras el Hanout(ラ・エル・アヌゥ/ラゼラヌゥ)
英名:Ras el Hanout(ラス・エヌ・ハヌート)
(アラビア語より)
【概要】
  • 北アフリカや中東の一部などで使われるミックススパイス。
    その配合は様々あり、上の写真はターメリックの黄色(jaune)が強いため、「Ras el hanout jaune(仏語)」と記されている(我が家の愛用品)。
    使われるスパイスは30前後。 多くのミックススパイスの類に漏れず配合は作り手によって異なるが、大抵は次のようなものが加わっている:
    ターメリック、オールスパイス、シナモン、カルダモン、ロングペッパー、白コショウ、ジンジャー、クローヴ、メース、ナツメグ、バラのつぼみ、ガランガル、ニゲラ、カシア、ラヴェンダー、花ショウブの根、ニンジンボクの実 etc.


【TOMATOより】
  • 北アフリカ系移民が集うマルシェ(行き付けのスパイス店でもある)で、よく買って来るものです。
    クスクスやタジーヌといった北アフリカ料理はもちろん、自家製ケバブ風お肉炒めやちょっとスパイシーなパエリア、ルーを使わずに作る(単に手近で買えないだけですが)日本風或いはインド風カレー等にも活躍してくれるミックススパイス。
    辛味はなく、心地良いフルーティーさ溢れる香り良い調合です。
    クスクスには、クスクス用ミックススパイスよりもこちらを好んで使うくらい。 ただしこの他にクミンやパプリカ、唐辛子、キャラウェイ等々、他のスパイスも加えています。




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