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マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”

食材ガイド:パスタ編 - C -


Calamaretti:カラマレッティ

大きなリング状のパスタ。
名称はイタリア語で「イカ」。 イカの輪切り、俗に言うイカリングを模したということなのでしょう。
現物が手元に無いのでデッサンです。


Campanelle: カンパネッレ

片面にヒレの付いたラッパ型のパスタ
茹でると重なった部分がばらけるので、意外にゆで時間はかかりませんが、乾燥している状態よりは見た目が劣ります
絡みのよい重ためのソース向き
Gigli:ジッリ」「Ballerine:バッレリーネ」も同じ物を示すようです。 どちらかというとGigliの方が通じる名の模様。
イタリアのパスタメーカーBarilla社のカンパネッレは大分形が違い、細長く外側に筋があり、フリルはありません。 同品のメーカー推奨茹で時間は8分。


Canalini: カナリーニ

Barilla社のロングパスタで(その他もあるかもしれませんが)、フェットゥチーネより少し細いくらいで、長さに沿うように波打ったロングパスタ。 同品のメーカー推奨茹で時間は8分。

Cannelloni:カッネローニ

筒型をしたかなり大きいタイプのパスタ
長さ10cm程、直径およそ2cm、かなり大きいタイプで筒型をしています
他の多くのパスタのようにソースを絡めるよりも、この形とサイズを利用して中に、例えば茹でる前の硬い状態のまま、空洞にホウレンソウとチーズのクリームなど詰め物をし、更にソースをかけて加熱(オーブンで焼くつまりグラタン)に主として利用されます
Barilla社の場合、メーカー推奨茹で時間は8分。


Canneroni:カッネローニ

筋のないマカロニを1cm程の小口切りにしたような小さな筒状パスタ。
大きな筒状パスタ「Cannelloni」とはカタカナ表記が一緒でも、イタリア語の綴りが異なります。
又の名を「Canneroni lisci」、スベスベのカッネローニの意味で、同じ形の筋入り「Canneroni rigati:カッネローニ・リガーティ」と区別するためにlisciを付けることがあるようです。
メーカーによって同じ名でもサイズがもっと大きいものを同じ名で示すこともあるようで、この類の形のショートパスタの名はかなり混乱しています。


Cappelletti:カッペッレッティ

下記「Capello:カペッロ(又はCappello:カッペッロ?)」をトルテリーニ風にクルリと丸めたような小さめ詰め物パスタ。
写真はイタリア食材専門店の手作りで、サイズは直径3cm程、パプリカとほうれん草それぞれで色づけしたものとナチュラルの3種類トリコロールミックス。
これも茹でる前の方が可愛らしいのですが、平たいラヴィオリともアルデンテ具合が違ってなかなか美味。案外中身が飛び出ないので茹でるのは楽なものの、湯切りの際やソースなどをからめる時は丁寧に扱いましょう。
ちなみに今回のお値段はキロ当たり15.60ユーロ。


Capelli d'angelo:カペッリ・ダンジェロ

“天使の髪の毛”の名の通り極々細いパスタ。 グシャグシャと丸めた鳥の巣のような状態の乾燥パスタ。

Capellini:カペッリーニ

極々細いスパゲッティ風のロングパスタ。 断面は丸。
Barilla社(パッケージ表示ナンバーは1)の場合、メーカー推奨茹で時間は3分。


Capello:カペッロ

多分これは名称が間違っているのではないかと思いますが・・・ 近所のマルシェ(朝市)に来るイタリア食材店で見付けたもの。 詰め物パスタの一種です。
カペッロだと確か髪の毛の意味で、恐らくこちらの本名は「Cappelloカッペッロ(帽子)」ではないかと思います。
サイズは結構大きく直径5cm程、写真のものの中身はカニでした。


Capellini:カッペリーニ

直径0.9ミリの細いロングパスタ。 カッペリ・ダンジェロを真っ直ぐにしたような感じです。 極細なので、茹でて水気を切った後も余熱で更に柔らかくなりがちなため、冷水に取って冷製パスタ(ソースも冷たいサッパリ系やサラダなど)に向きます。

Caramelle / Caramelli:カラメッレ/カラメッリ

詰め物パスタの一種で、写真の通り具をパスタ生地でキャラメル包みしてあります。
写真のものは近所のマルシェに来るイタリア食材店のもの。
茹でる前の方が可愛い つまり茹でると大きくなってしまって、そのままよりも見栄えがやや劣るのが残念・・・


Casarecci:カサレッチ

細いリボン状の両側面を反対に巻き込んだ状態を、更に半回転軽くよじったショートパスタで、切り口はS字型。
長さは5cm程。
単数形の「Casarecce:カサレッチェ」と表示されることもあるようです。
生トマトをさっと煮込んだソースなどピッタリ。
写真はBarilla社のもので、メーカー推奨茹で時間は12分。


Castellane:カステッラーネ

ご覧の通り、室温にしたバターをテーブルナイフでこそいだような、クルッと巻いたコルネ型のショートパスタ。
写真はBarilla社のもので、メーカー推奨茹で時間は9分。


Cataneselle:カタネセッレ

Barilla社のイタリア国内販売シリーズにある、マカロニによく似たショートパスタ。
同メーカー推奨茹で時間9分。

 



Cavatappi:カヴァタッピ

マカロニ程度の太さの管状、表面に縦筋があり2回転ほど軽くよじれています。
名称はワインをあける際に使う「コルク栓抜き」の名カヴァタッピをそのまま。


Cavatelli: カヴァテッリ

写真はイタリア産の手作り風ドライパスタ
オレキエッテの両端が内側にクルンと巻いたようなショートパスタ。 ホットドッグ用のパンのようにも見えます。
厚みがありアルデンテの時間にゆとりがあるので、煮込みにも向きます


Cellentani:チェレンターニ

Barilla社のイタリア国内販売シリーズにあるショートパスタで、上に掲載したカヴァタッピと全く同じ姿。
同メーカー推奨茹で時間10分。


Chifferi:キッフェリ

半円型の小さなマカロニ風パスタ。 写真のものは筋入りの「キフェッリ・リガーティ:Chifferi rigati」。
でも、筋なしは小さいのしか見たことがありません。
メーカーによっては同じ形・サイズのものを、Pipeの小さい物として「ピペッテ:Pipette」としているところもあるようです。
また、キフェッリ・リガーティ=ルマコーニ・リガーティの小さめのもの(筒状で、左右の穴がそれぞれ90度互い違いにひしゃげた形) としているメーカーもあるようで、かなりこの辺混乱しています。


Chitarra:キタッラ

「Chitarra:キタッラ」=イタリア語でギターのこと。 同名の、弦を沢山張ったような道具で細くカットするロングパスタの総称です。 つまり太さは1種類だけでなくて、この道具を使ってカットしたものはスパゲッティより細いくらいのものから、リングイーネ程のものなど様々。
例えば、スパゲッティ程の太さにカットしたものは「Spaghetti alla chitarra:スパゲッティ・アラ・キタッラ」といった風。
それじゃスパゲッティと同じではないか? と思いたくなるのですが、断面が丸いスパゲッティと異なり、カットするため断面は四角く仕上がるのです。


Chitarrine Caserecce:キタッリーネ・カセレッチェ

Barilla社のイタリア国内販売商品の1つで、キタッラをもう少し補足したようなロングパスタ。
メーカー推奨茹で時間9分。


Conchiglie:コンキリエ

シェル(貝殻)とも呼ばれる、ショートパスタ。 ドライパスタのニョッキ(Barilla社の)にも似ていますが、外側に段はなく、間隔の狭い細い筋が入っています。
もっと大きいのが「Conchiglione:コンキリオーネ」、コンキリエよりも小さいのが「Conchigliette:コンキリエッテ」、更に小さいのが「Conchigline:コンキリーネ」と、同じ形で様々なサイズがあります。
コンキリエとコンキリーネは中に詰め物をしてグラタンなどに使えます。
意味は貝殻。
筋の入った「Conchiglie Rigate」もあります(Barilla社の場合、メーカー推奨茹で時間は12分)


Conchigliette:コンキリエッテ

コンキリエと同じ形の、もう少し小さなもの。 2cm程。
「小さな貝殻」の意味。
同じ形でもっと小さいのは「Conghigline:コンキリーネ」


Conchiglione:コンキリオーネ

コンキリエと同じ形のシリーズ最大級。
大きいので、カーブしている内側に詰め物をしてグラタンなどに向きます。


Cortecce:コルテッチェ

サヤ入りのグリーンピースの、豆粒を取り出して残ったサヤの片側のような形をしたショートパスタ。
手びねりのフジッリの巻きを無くしたような形。
Cortecceには、「木の皮」という意味があるらしい。
写真は、家で使った(調理&撮影した)オレキエッテをベースに加工した画像で、実物ではありません。
イタリアの「OroGiallo」銘柄から販売している他に存在するかは不明。


Corzetti:コルゼッティ

どうやら同じ小麦粉生地を使った2種類のパスタを示すようです。
1)右のイラストのような、直径5〜6cm程の薄い丸いパスタで、スタンプを押したように凹凸のある模様が付けられたもの。 色々な木型で押して作れるので、柄は様々あります。
2)もっとずっと小さく、長さ2cm程の8の字型をしたもの。
1は、スタンプを押したコルゼッティという「Corzetti stampati:コルゼッティ・スタンパーティ」と呼ばれる事もあるようです。
2の方の語源は「コルセット」だとか。
いずれも詳しいことはよく分かりませんが、ドライパスタも希にあるようです。


Couscous:クスクス

もとはマグレブ(北アフリカ、アラブ)の食で(アラビア語では Kouskous)、スパゲッティをはじめとするパスタの類同様セモリナ粉を原料とし、「世界最小のパスタ」と言われます。
サイズは3種類、日本では「デュラム小麦を砕いた物」などと紹介されている事もありますが、レバノン料理などに使われる挽き割り麦とは別物です。 この粒状のものもクスクス(仏語ではクスクス・スムールとも)、肉や野菜をスパイスと共に煮込んで添えたお料理自体もクスクスと呼びます フランスへはアフリカやアラブの人々が持ち込み、今や日本の日本風カレー的存在ですっかり家庭料理に定着した人気のメニュー(粒とソース2缶セットの出来合いを利用する人も結構いますが、一度試してみたけれど缶詰はとてもじゃないけれど食べられたものじゃありませんでした)
ソースを添えて食べるのが主流なので、ソース作り用の大きな鍋の上で蒸すことが出来る専用の鍋セットもあります。

茹でると全てひとかたまりになってしまうので、茹でずに蒸します。
この蒸し方にも、上記の他、お湯をかけて蒸らしてから(軽く塩味を付け、バター又はオリーヴ油を混ぜるか、それをフライパンに敷き)熱したフライパンでふっくらするまで炒める方法もあります(我が家はこちら)。 また、サラダへの利用も我が家のみならずヘルシー嗜好のアメリカや、フランスではアラブ風に刻みミントをたっぷり加えた「タブレ」が知られています

【参考レシピ】
 “クスクスサラダ”
 “クスクス”
 “七面鳥のクスクス”
 “ラタトゥイユのタブレ”


Creste:クレステ
Creste di galli:クレステ・ディ・ガッリ


「Creste di galli:クレステ・ディ・ガッリ」と呼ばれる事もあります。
クルンと丸まった筋入りのルコーニのような筒状のパスタの外側に、トサカ(モヒカンとも?)のようにヒラヒラが付いています。
ソースとの絡みが良く、少々茹で時間がかかるものの、トマト、クリームソース、チーズと合わせるなど使い道は多いです。
ドライパスタのサイズ3cm弱。


Cuoricini:クオリチーニ

ハート型のショートパスタ。
写真、イタリア産を仏国内で発見したもので、商品名は「Love Pasta」。 3色あるのはイエローがプレーン、赤オレンジがトマト、深緑がほうれん草入り。






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