© TOMATO：食材ガイド：パスタ -P-

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マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”

◆食材ガイド：パスタ編 - P -

◆ Pansotti：パンソッティ

この形が本当にパンソッティなのか、確かではありません。　要再確認。
写真は、我が家の自家製生パスタ製作途中の図。

◆ Panzerotti：パンゼロッティ

ラヴィオリなどと同じ類の詰め物パスタ。
写真はフランス・トゥール（Tours）の家の近所のマルシェにやって来るイタリア食材店のもので、パスタ生地にはほうれん草入り、中身はリコッタだったかな・・・？

◆ Pappardelle：パッパルデッレ

フェットチーネの倍ほどの幅で平たく長いロングパスタ。
フェットチーネ同様、丸めた状態の乾燥パスタがあります。

◆ Penne：ペンネ

直径６mm程の筒状パスタの両端を斜めにカットしたショートパスタ。
名称は尖った両端がペン（万年筆）の先に似ている事から。
これの外側に筋が入ると「Penne rigate：ペンネ・リガーテ」と呼ばれます。　筋入りの方が一般的なようで、各パスタメーカーに見かけます。

【参考レシピ】　“ペンネ・アラビアータ”

◆ Penne Lisce：ペンネ・リスチェ

筋が入っておらず、表面がすべらかなペンネ。
Barilla社のものはNo.71、メーカー推奨茹で時間は７分。

◆ Penne rigate：ペンネ・リガーテ

かつては日本語で「マカロニ」と一言でまとめられていましたが、正しくは直径１cm足らずの筒型の両端を斜めにカットしたスタイルのもの。　名称は尖った両端がペン（万年筆）の先に似ている事から。
これの外側に筋が無いと「Penne：ペンネ」、筋入りがこちら。　ささやかな違いでも、筋入りの方がソースやその他味付けの味がよく絡みます。
いずれもショートパスタの一種です。

他のショートパスタ同様アルデンテ（パスタの美味しさを最も引き出す堅さの事）の範囲が広いので、茹で時間はかかるが神経質にチェックせずに楽しむ事ができます

Barilla社のものはNo.73、メーカー推奨茹で時間は11分。

◆ Pennoni：ペンノーニ

「Penne：ペンネ」より一回りほど大きいもの。
筋入りのリガーティ（リガーテ）もある。
写真は、フランスの全国チェーンスーパーマーケットMONOPRIXモノプリ銘柄のフランス産（厳密な製造場所は不明だけれど）で、イタリアパスタを真似たもの。

◆ Pepe bucato：ペーペ・ブカート

マカロニを６～７等分したような、
小さなチューブ型ショートパスタ

◆ Pepe rigate：ペーペ・リガーテ
◆ Pipe rigate：ピーペ・リガーテ

ルマコーニを小さくしたような、筒状のショートパスタ。
Barilla社のものはNo.91、メーカー推奨茹で時間は10分。
なお、Barilla社の同じ商品がフランスでは「Pepe Rigate」の名なのに、イタリアのパッケージには「Pipe Rigate」と示されています。　フランスでは見かけず、イタリアにはあるらしいこれの小さめサイズの名は「Pipette Rigate」。

◆ Pevide：ペビーデ

お米粒のような、雫型で平たい粒状のポルトガルのパスタ。
ミネストローネの類のスープやサラダにも使えますが、スペイン風にパスタのパエリアも美味しいです。
「米」という意味の、イタリアの「Rizoneリゾーネ」と瓜二つ。

◆ Pipette rigate：ピーペ・リガーテ

Barilla社の「Pepe Rigate / Pipe Rigate」の一回り小さいもの。
同社推奨茹で時間は８分。

◆ Peperine：ペペリーネ

小さな粒状パスタ。
意味は「小粒のコショウ」

◆ Piombi：ピオンビ

お米型とも違ってコロコロと丸っこい直径５ミリ程の粒状のパスタ。
イタリアにも勿論ありますが、アラブ系の食材店に多く見かけるので、そちらの方でも使うようです。　彼等の使い道はよく分かりません（尋ねたところ、「パスタと同じだよ！」とニッコリされ・・・）。
未だ不明です。
どうやらイタリアとアフリカどちらかが起源のようで、製造元がどちらなのやら、共に行き来しているようです。
「アンケリーニ：Anchellini」の別名アリ。

◆ Perline：ペルリーネ

表現は悪いですが、開きかけのダンゴ虫のような小粒パスタ

◆ Pizzoccheri：ピッツォッケリ

小麦粉とそば粉を合わせて練った生地で作ったショートパスタ。
フェットチーネと同程度（やや細目？）の真っ直ぐな平たいパスタで、10cm弱かもう少し短く切った状態で袋又は箱入り。
縁をギザギザに切ったものも見かけたのですが、そちらも同じ名だったかは不明。

そば粉があればお家で生パスタも作れます。
我が家の分量はそば粉200ｇ、小麦粉（強力粉推奨、我が家ではこちらで一般的なTYPE55）100ｇ、玉子１コ、水60～80cc程（少しずつ様子を見て調整）、これをよくこねてちょっと寝かせて平たくのし、パイカッターでリボン状に切って（パスタマシンがあればそれを利用）、茹でてソースと絡めます。　これで２人分まかなえます。　茹でたてにクルミジャムを和えたおやつが好きで・・・　変な好みと言われそうですが。