© TOMATO：食材ガイド：パスタ -R-

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マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”

◆食材ガイド：パスタ編 - R -

◆ Radiatori：ラディアトーリ

小さな平たい生地をクルリと半円に丸めたようなショートパスタで、カーブを描いた外側に数本飛び出した筋があり、ソースがよく絡むようになっています。

◆ Ravioli：ラヴィオリ

詰め物入の四角い小さなパスタ。
「ラヴィオリ」というと詰め物パスタの総称のように言われがちですが、実際にはこの形のものをラヴィオリと呼び、その他はサイズや形毎にそれぞれ別途名称があります。
「パスタ」と「スパゲッティ」のようなもので、パスタは総称、スパゲッティと呼ぶものには特定のサイズと形がある、というのと一緒です。
パンザニなどの大手パスタメーカーの乾燥ラヴィオリの他に、生パスタとしてのラヴィオリもあります。
勿論、生地を捏ね、具を作る余裕と腕のある方は自家製も楽しめます。　ラヴィオリ型などが無くても、イタリア人は作業板の上にパスタをのし、一定の間隔を置いてひとつまみの具を乗せて、帯状に持ち上げた端をその上にかぶせて具の周囲を接着し、パイカッターなどを使ってカットして作る事も多々あります。
具はリコッタなどのチーズ、ハム、挽肉、ポルチーニ茸など様々。

◆ Raviolini：ラヴィオリーニ

詰め物入の四角い小さなパスタ。
「ラヴィオリ」の小さいもの。

◆ Riccioli ai Sfoglia：リッチオーリ・アイ・スフォッリア

「Trofie：トロフィエ」に似た、リボン状の生地を斜めにひねって筒状にしたようなショートパスタ。
Barilla社のイタリア国内販売商品にある。　同品のメーカー推奨茹で時間は５分。

◆ Rigati：リガーティ

「筋」の事。　１パスタの名ではありません。
例えば「Penne rigati：ペンネ・リガーティ」と言えば筋入りペンネ、「Maccheroni rigati：マッケローニ・リガーティ」と言えば、お馴染みのマカロニに筋が入ったものを示します。
反する語は「Lisce」、スベスベの表面のパスタに関して、この語（複数形は「Lisci」）が添えられることがあります。

◆ Rigatoni：リガトーニ

太い筒状のショートパスタ。　写真は、Barilla社のミッレリーゲですが、見た目はよく似ています。
マカロニを太くしたような、長さ２センチ程で外側に真っ直ぐな溝があります。
Barilla社のメーカー推奨茹で時間は11分（No.89）。

◆ Rizone：リゾーネ

お米粒のような、雫型で平たい粒パスタ。
写真はポルトガル産で「PEVIDE」という名で小袋入りで売っていたもの、購入場所は確か、フランスの大手スーパーマーケットCarrefourの輸入食材コーナーだったと思います。
ミネストローネの類のスープやサラダにも使えますが、スペイン風にパスタのパエリアも美味しいです。
名は「米」から。

◆ Ruote/Ruoti：ルオーテ／ルオーティ

車輪の形のショートパスタの一種。
複雑な形をしたショートパスタの中には、均一に茹で上がらないものもあるのですが、これは割と全体的に均等に熱が行き渡るようです。
ソースを絡めても良いですし、刻み野菜やチーズなどをあわせてオリーヴオイル又はマヨネーズの類のソースで和えたサラダにしても美味。
割と幅広く使えるショートパスタです。
Barilla社のものは、メーカー推奨茹で時間８分。

◆ Ruotine：ルオティーネ

車輪の形のショートパスタの一種で、同じ車輪型で直径３cm程のRuote/Ruotiの小型版。
スープやサラダに向きます。
直径は１cm強。