更新日 mise en ligne le 21 mars 2003
remise en page le 15 mars 2012
苺のティラミス Tira-mi-su aux fraises |
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ティラミスといえばマスカルポーネとコーヒー。 コーヒーのビターな味が素晴らしいアクセントになって、今や日本中で知らない人の方が多いくらいですよね。
そのコーヒーを苺のピュレに代えてみたのがこちら。 ティラミスと呼んでしまって良いのか迷いますが・・・
同じイタリアにズッパ・イングレーゼというデザートがあり、旬の苺を楽しめる方法をと、それにヒントを得ての応用デザートです。 苺とクリーム、苺とショコラ、どちらもそれぞれに合うのでティラミスに応用したらこれがなかなかの美味しさ。ティラミスというと生クリームも加える人が居ますが、私はクリームで増量するよりも、チーズの味わいを損なわぬよう加えていません。 しかしその分、卵をふんわりと泡立てています。
※作ってすぐに食べられそうな気がしてしまうものですが、少なくとも半日はしっかり寝かせてビスケットをなじませましょう。
※ここで使うビスケットについては、「
食材ガイド」にビスキュイ・キュイエールとして掲載していますので、分からない方はご参照下さい。
材料 : 2〜3人分:長さ20cmのテリーヌ型
- マスカルポーネ:180g
- 卵:1個
- グラニュー糖:大さじ4
- 苺:80g
- ビスケット:約2/3パック
- 無糖ココアパウダー:適宜
<必要な道具(目安)>
・深みのある器
・ボウル
・ホイッパー
(手動か電動)
- マスカルポーネを室温にする
苺は冷水で洗ってからヘタを取り除いてそっと水気を切ってからミキサーに入れ、グラニュー糖大さじ1杯を加えてピュレにする
- ボウルに卵とグラニュー糖大さじ3杯を入れ、白っぽくなるまでふんわりと泡立てる
これにマスカルポーネを加え泡立て器で混ぜ合わせてクリーム状にする
- 器にビスケットをなるべく隙間無く敷き詰め、1の苺のピュレをスプーンでかける
(ビスケットが水分を吸いますが、あまりかけすぎると冷やしてもまとまらなくなってしまうので程々に)
その上に2のクリーム半量を流し込んでそっと表面を平らにする
再びビスケットを並べ、苺ピュレ、クリームと重ね、表面をそっとならして平らにした後、ココアを少し茶こしに取ってまんべんなく表面に散らす
ラップなどでキッチリと覆い、冷蔵庫で最低でも半日冷やし&寝かせる
サーヴする時は大きなスプーンですくいます
※ここで使うビスケットは長さ10cm幅1.5cm程のイタリア又はフランス発祥の軽いビスケットで、片面にグラニュー糖が付いています日本語名称が分からないのですが、フランスではboudoirs、同国ではシャンパーニュに合わせて淡いピンクに着色されたものが供されます
※砂糖の量は、ビスケットにグラニュー糖がまぶされているのでやや控えめにしています
甘党の方は好みで追加して下さい
※型は少なくとも7cm程の深みのあるもの、上記分量は容量600cc程の器です
●2003/5月 ゆきのすけさん(ゲストブックにて)
苺のティラミスが気になっていたのですが作る機会が無く先日苺の季節ギリギリで作る事が出来ました。我が家にはミキサーが無いので一生懸命潰して使ったのですが少し果肉も残っていたりしてそれはそれで良い感じ?と思ったのですが。苺の酸味とマスカルポーネのまったりした感じがとても良くあって美味しいですね。カロリーが気になりながらも沢山食べてしまいました。TOMATOさんのおかげで私のレパートリーも少しずつ確実に増えてます。