マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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mes recettes
更新日 mise en ligne le 7 avril. 2005
remise en page le 16 mars 2012
ミニトマトのシロップ漬け Tomates cerises au sirop

実家の父母が、喫茶店を経営している(ように聞いたと記憶している)ご近所さんにご馳走になったというデザートの話を聞き、今ひとつどんなものなのかピンと来ないまま我流に作ってみたのが発端のデザート。
普段はお野菜としてお馴染みの、でも実はフルーツでもあるトマト、それもコロンと可愛らしいミニトマトを使ったシロップ漬けです。
“コンポート”という程には煮てしまわず、湯むきしたトマトを熱いシロップに浸してしばらく置くだけ。 ちょっと変わったデザートにいかが?
聞きかじりで試してみた後、やはり気になってどんな風だったか母に詳細を根掘り葉掘りしてみたところ、蜂蜜風味が強かったとのことで、このレシピは上記の彼等が味わったデザートとは全く異なる仕上がりです。
蜂蜜入りも試してみたので、ページ末にメモしておきます。

材料 : 作りやすい控えめ量
  • ミニトマト(赤):300g
  • グラニュー糖:160g
  • 水:180cc
  • レモン汁:小さじ1〜2
  • コアントロー:大さじ1

<必要な道具(目安)> 小さめのお鍋

<賞味期限> 冷蔵庫で3〜4日
  1. お鍋にお湯(分量外)を沸かす
    ミニトマトにヘタ(緑のガク)が付いていたら傷つけないようにそっと取り除き、その反対側によく切れるナイフで皮に幅5mm〜1cm程の切り込みを入れる(極力果肉を傷つけないように)
    お湯が沸騰したらトマトを入れて6秒カウントし、中身を一気にザルにあけてトマトを冷水(分量外)に浸し、皮をむく

  2. お鍋に分量の水と砂糖、レモン汁を入れて火に掛け、砂糖が溶けるようかき混ぜながら熱す
    熱くなったら火から下ろし、皮を剥いておいたトマトとコアントローを加えてそっと混ぜ合わせ、そのままあら熱がとれるまで冷ます

  3. 冷めたら鍋の中身をフタをできるプラスティック容器に入れて(又はガラスの器にラップをかけ)、冷蔵庫で半日寝かせる
    冷たいままサーヴする
※コアントローはグラン・マルニエでも構いません。 どちらもオレンジの香りのリキュールで、洋酒を扱う酒店やデパートのアルコールコーナーなどで見つかる他、製菓材料を揃えるお店(デパートなど)では小瓶入りを置いていることもあります。
※余ったシロップは冷凍して、氷かけたところで幾度も撹拌してシャーベットにして味わったり、夏場なら砕いた氷とお水で割って飲み物としても楽しめますよ。
※同じ量のシロップで、トマト200gから作れます。 確か日本のミニトマトのパックは小さいんですよね。
※蜂蜜の香りを添えたヴァージョンは、ミニトマト300g、お水180cc、蜂蜜100g、お砂糖150g程、レモン汁小さじ2。 皮は付いていたとのことなので丸ごとのミニトマトをシロップに入れ、トロ火で15分程煮てみたら、案の定皮に亀裂が入ってしまいました。 お味のほうは、分量の通り甘味が強く、でもそれが逆にケチャップを連想させるので、上記レシピの方が私好み。 更にシロップも上のレシピの方が後で楽しめるので、結局そちらに落ち着きました。





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