マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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更新日 mise en ligne le
remise en page le 17 mars 2012
ニンジンの葉のクラッカー Cracker a la feuille de cartotte

ゲストブックに届いた、「ニンジンの葉を美味しく食べる方法」のリクエストにお応えすべく着手した第一弾。
どうしても青臭みがあるニンジンの葉っぱですが、ヴィタミンC含有量は根よりも遙かに多いそうで、天ぷらにして食べるのは日本でも細々知られていますよね。
ちょっと目先を変えて、折しもリクエストを下さった方はイタリアにお住まいとのことでしたので、「イタリアならグリッシーニ!」という私の安易な発想によるもので、別ページにレシピを掲載している「胡麻クラッカー」を応用したため基本はほぼ一緒、ただしこちらのレシピではバターの代わりにオリーヴ油を使っています。 バター風味が良ければバターでも構いません。
また、胡麻クラッカーはトライアングルに切り分けたスタイルで紹介していますが、左の写真のように極々細い棒にカットしても楽しめます。
アペリティフ(食前酒)のお供や、おやつにどうぞ。
(でも、ニンジンの葉の香りはあまりしません。 青臭いのが苦手な方には嬉しいかもしれませんが、香りを楽しむという意味ではちょっと今ひとつかな)

材料 : おつまみ6人分程
  • 薄力・強力粉半々:250g
  • ベーキングパウダー:小さじ1
  • 塩:小さじ1/4
  • 砂糖:大さじ半
  • 水:110cc
  • オリーヴ油:大さじ3
  • ニンジンの葉みじん切り:大さじ山盛5
  • 打ち粉(強力粉):適宜

<必要な道具(目安)>
・めん棒
・ボウル
・オーブンシートか
アルミホイル

<賞味期限>
湿気を避けて5日程
  1. ボウルに粉とベーキングパウダーを併せてふるい入れる
    砂糖と塩、刻んだニンジンの葉を入れて菜箸でざっと混ぜ合わせ、水とオリーヴ油を併せて注ぎ、菜箸で全体を混ぜ、あらかたまとまったら手で軽くこねてひとまとめにし、丸めてボウルの底に置き、ラップをかけて冷蔵庫で30分程休ませる

  2. オーブンに余熱を入れ、天板を取り出してオーブンペーパーを敷いておく
    休ませた生地を取り出し、打ち粉をして厚さ2mm程にのす
    パイカッターなどを用いて好みの形に(ただしサイズは均等に)カットし、オーブンペーパーに2mm以上間隔をあけて並べ、170度程でこんがりきつね色に焼く

  3. 焼き上がったらオーブンから出し、完全に冷ませば出来上がり
※焼き時間は、形とサイズによります。
幅4mm程のポッキーサイズなら5分強(上の写真)、5cm前後のトライアングルなら10分弱くらいではないかと思いますが、お使いのオーブンにもよるので、様子を見ながら焼いて下さい。
少し低めの温度で焼くのがカリッとさせるポイント。


頂いたご意見
●2006年6月 しまち さん
前から気になっていたグリッシーニも作りました。人参の葉はなかったので、青ノリ、チーズ、ゴマ、エビの殻を煎って粉状にしたものを使いました。
2mmより厚くのばしてしまったので、太めのポッキーみたいになりましたが、カリカリしてておつまみにちょうど良かったです。





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