更新日 mise en ligne le 17 avril 2005
remise en page le 15 mars 2012
時々無性に恋しくなる日本のお菓子。 「日本の」といっても和菓子に限らず、ドーナッツで有名なミスタードーナッツのいくつかの味もよみがえってきます。
少し前に、同店の「オールドファッション風ドーナッツを家で作りたい」とのリクエストがあり、我が家のレシピをたたき台にして少し改良した配合をご紹介します。
専用の抜き型を持っていないので、直径7cmのセルクル(輪の型)で抜き、ペットボトルの口を切り取って真ん中を抜いて作っています。
このサイズでの出来上がりは、厚さにもよりますが9〜10個ほど。
市販品よりもサックリしてしまうのですが。
※写真はお砂糖をまぶす前の状態です。
材料 : 9〜10個分:直径7cm
<ドーナッツ生地用>- 薄力・強力粉半々:260g
- バター:40g
- ベーキングパウダー:小さじ1半
- 卵:1個
- ミルク:50cc
- グラニュー糖:60g
<シナモンシュガー> - 粉砂糖:大さじ5
- シナモンパウダー:大さじ1半
(共に量は好みに調整して下さい)
<その他> - 揚げ油(新鮮なもの):鍋底4cm以上
<必要な道具(目安)>
・ボウル
・めん棒
・ゴムべら
・泡立て器(手動)
・フライ鍋
・茶こし
<賞味期限>
冷蔵庫で3〜4日
- ボウルにバターを入れて湯煎にかけて溶かし、溶けたら湯煎から外して固まらない程度にあら熱を取る
これにグラニュー糖を加えて泡立て器(手動)ですり混ぜ、卵を割り入れよく混ぜ、ミルクを加えて更に混ぜる(泡立てなくて良い)
- 粉とベーキングパウダーをあわせて1にふるい入れ、ゴムベラで生地を切るようにして混ぜ合わせ、あらかたまとまったら手で極々軽く手早くこねて均一な生地にし、ラップで包んで冷蔵庫で20〜30分休ませる
- フライ用鍋にサラダ油など揚げ油を入れ温める
休ませた生地を冷蔵庫から出し(ベーキングパウダーの力で少し膨らんでいます)、極々軽く打ち粉をして厚さ1,3cm程にのしてから、ドーナッツ型で抜く
抜いて余った生地は、重ねて軽く手でまとめてもう一度のして抜く
- 温めた揚げ油に重ならないように数を調整して生地を入れ、両面をこんがりと濃いめのきつね色に揚げ、フライパンに2〜3枚重ねたキッチンペーパーを敷いておき、揚がったドーナッツを並べて油切りする
完全に冷めてから、粉砂糖とシナモンパウダーを混ぜたものを茶こしを通して好みにふりかけて出来上がり
※油の温度確認は、まず最初に型抜きした真ん中の小さな丸い生地を1つだけ落としてみて、すぐに細かい泡が立ち上り、3〜4秒してユラリと浮いてくるくらいなら大丈夫。
しばらく沈没したままなら、もう少し温めて(必要なら少し火を強めて)から揚げ始めます。
温度は、私は温度計を使わないので厳密には分からないのですが、180度くらいではないかと思います。
※シナモンが嫌いだったら、粉砂糖だけでも良いですよ。