更新日 mise en ligne le 5 oct. 2002
remise en page le 16 mars 2012
日本でも恐らくお馴染みの“焼きリンゴ”、ちょっと前に家庭的なフランスのお料理を出すビストロでオススメのデザートを尋ねたところ挙げられたいくつかのタイトルにも出てきました。
こちらでの名称は「Pomme au four:ポム・オ・フゥール」
実は同じ名をステーキなどお肉料理店のリスト(メニュー)にも並んでいるのですが、そちらはジャガ芋版で、オーブンで加熱する点は同じでも全くの別物です。
お砂糖をふってカラメル風になったところも美味しいのですが、このレシピでは友人のアイデアを拝借しメープルシロップを使っています。
シナモンスティックを刺したのはかつてご馳走になったお店を真似て。 見た目は面白いですが、しっかり香りを付けたい時はパウダーを振った方が良いです。
焦げにさえ気を付ければトースターでも、しかも1コから作れるのでとても手軽。 冬に美味しくなるリンゴを暖かくして召し上がれ。
材料 : 1個分
- 中サイズのりんご:1個
- シナモンスティック:1本
- メープルシロップ:小さじ1
- 無塩バター(好みで):1cm 角1個
- リンゴは丁寧に洗って水気を拭き取り、芯抜きを使って茎部分から7分目位までを抜き取る
次いで側面の皮をフォークで3〜4カ所つついてバター(分量外)を薄く塗った耐熱容器に並べる
※全部抜き取らずポケット状にするのがシロップを逃がさないコツ、芯抜きが無ければナイフとティースプーンで工夫を
- リンゴに出来た穴にメープルシロップを注ぎ、シナモンパウダーを散らす
バターを乗せて、180〜200度のオーブンでおよそ30分、爪楊枝が難なく刺さり、煮崩れない程度に焼けば出来上がり
熱々を食べても(火傷に気を付けて)、少し冷まして暖かいうちでも、全く冷めてしまってからでもそれぞれに美味しいですよ
※リンゴはやや酸味があるものの方が焼き上がりの味がぼんやりしなくて美味しいと思います
皮も食べてしまうので、BIOなどの農薬やワックスを使っていないものを選びましょう