更新日 mise en ligne le 29 décembre 2004
remise en page le 17 mars 2012
アップルティーケーキ Gateau aux pommes et aux feuilles de thé |
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紅茶のケーキ、リンゴのケーキ、それぞれ色々存在しますが、両方を併せたので「アップルティーケーキ」と命名。
フルーツたっぷりのしっとりめの生地が好きで、泡立ていらずで基本は混ぜるだけ。 その便利さから、我が家ではよく作るタイプのケーキです。
下記レシピは四角いパウンド型を使うことを前提としていますが、左の写真は丸い耐熱容器を使用。
型の底面積が広くなればなるほど、ケーキの高さ(厚み)が減って熱の回りが早くなるので、焼き時間は短めになります。 ただ、あまり薄く焼いてしまうと乾燥しがちなので気を付けて。
写真の器の内径は15cmです。 丸いケーキ型の場合、18cm止まりにしておいた方が良いと思います。
小さなカップに作れば、マフィンとしても楽しめますよ。
材料 : 10×20cmパウンド型1
- バター:60g
- リンゴ(紅玉等):300g
- 紅茶の茶葉:大さじ2
- 玉子:1個
- ミルク:大さじ2
- 三温糖かカソナード:100g
- 薄力粉:180g
- ベーキングパウダー:小さじ1半
- 型塗り用無塩バター:少々
<必要な道具(目安)>
・パウンド型
又はケーキ型、
又はマフィン型
・ボウル
・ゴムベラ
<賞味期限>
冷蔵庫で3〜4日
- リンゴの皮を剥き、縦8つに割って芯を取り除き、厚さ5mm程に切る
圧底鍋にバター半量を入れて弱火で溶かし、切ったリンゴをあけて中火弱でしんなりするまで10分程炒め煮にし、途中でリンゴがややしんなりしたら、残りのバターを加えて溶かす
火から下ろしてあら熱を取る
- オーブンに余熱を入れる
リンゴを冷ます間に、グラインダーか乳鉢で(無ければ包丁でそれ以上は無理なくらいに頑張って)茶葉を粉末にし、茶こしを通してより細かい粉末をボウルに入れる(小さじ半くらいは恐らくどうしても固い部分が残るので、それは無理して使わなくて良い)
同じボウルに玉子とグラニュー糖、ミルクを入れて泡立て器で混ぜ合わせる(泡立てない)
- 2のボウルに1のリンゴを加え混ぜ、粉とベーキングパウダーを混ぜて、半量ふるってゴムべらで混ぜ、残りの粉も加えて混ぜ合わせる
生地を捏ねてしまうと膨らみが悪くなってしまうので、粉を加えたら生地を切るようにサクサクとゴムベラを横にすべらせながら混ぜ、ボウルの底からひっくり返すように側面についた生地を起こしてまたヘラをスライドさせるように、極力手早く混ぜるようにする
- 型の内側にバターを塗り、生地を流して表面を平らにならし、温めておいたオーブン180度で30〜40分程焼けば出来上がり
焼け具合は、膨らんだ部分に爪楊枝か竹串を刺してみて、焼けていないねっとりした生地がついて来なければOK
オーブンから出して冷ます
※焼きたては、良い香りでつまみ食いの手を伸ばしたくなりますが、半日から丸一日置いてからの方が、しっとりと馴染んでより美味しくなります。
※紅茶の種類は、フレーヴァーティーでないプレーンなものが良いです。
香りが良ければ(好みの風味なら)、ティーバッグをほどいて使っても構いませんが、古い紅茶は避けましょう。
※甘党さんは、お砂糖は120gに増やしても構いません。
※リンゴは、お菓子作りによく使われる、酸味があって小振りの紅玉(日本でなら)でも構いませんが、より甘味が強い方が好みだったら、ジョナゴールドでも良いです。
我が家では、季節にもよりますが、よく使うのは甘味があって香りの良いエルスターやジョナゴールド、見かけは悪いけれど火を通すと美味しいクロシャール等です。 バリッとしたリンゴか、サクッとしたリンゴかによって、下煮する加熱時間を好みに調整して下さい。 多少煮崩れるくらいをゴムベラでザクザクと混ぜて細かくして混ぜたり、ゴロゴロッと散るように大きめに残したり、もしも気に入って何度か作るなら、色々試してみると良いですよ。