更新日 mise en ligne le 27 novembre 2002
remise en page le 17 mars 2012
一口大のプクッとふくれたシューケット、フランスのお菓子屋さんの量り売りを一袋買い求めてはつまむ人も多い、小さなお菓子です。
シュークリームのシュー生地を小さく絞り出してあられ糖を散らして焼くだけと、とてもシンプルなのですが、それだけに人気も根強いのでしょう。
シューとはフランス語でキャベツのこと。 シューケットは小さなキャベツ。 お野菜としての芽キャベツはシュー・ドゥ・ブリュッ(ク)セルと呼ぶのですが、このお菓子のサイズは丁度そんな芽キャベツくらいです。
クリーム入りの大きなシューよりも、こちらで人気のシューというとこのシューケットかプロフィトロール。 後者はやはり小さなシュー生地にクリームかアイスクリームを入れて、溶かしたショコラをかけたもの。
子供のみならず、大人の男性にも根強い人気です。
材料 : 約30個
- バター:50g
- 水:140cc
- 薄力粉:80g
- 玉子:1個
- あられ糖:約30g
- オーブンを180度に温めておく
小鍋に水とバターを入れて火に掛ける
この間に粉をふるいボウルに入れておく
- 小鍋が沸騰したらすぐに火から下ろし、直ちに粉を入れたボウルに一気にあけて泡立て器で混ぜる
お団子状になりますがそれで良いです
- 2に玉子を加え、均一になるまで混ぜる
- オーブンシートを用意し、3の生地をティースプーン2本を使って3cmの玉に、4cm以上の間隔をあけて並べ、生地が部分的にとがっていたら、水をつけた指先でそっと抑えて形を整える
上にあられ糖を指先3本でつまんで1つまみずつぐらい、各シューに乗せる
これをオーブンに入れ、180度程で20分弱、火を止めてもすぐにフタをあけず、5分ほどそのまま待つ
注意:決して途中でオーブンのフタをあけないようにしましょう
せっかく膨らんだシューがしぼんでしまいます。
※あられ糖は、かつてこのシューケットが流行したお陰で日本でもお菓子材料店などで買えるようです
※生地は絞り出し袋に丸い口金で絞り出すとよりきれいに形作れます
※シュークリーム用のパフよりもややサックリ仕上がるように分量を変えていますが、この生地をもう少し大きめに絞ってクリームを詰めればシュークリームにもなりますよ
頂いたご意見
●2003/2月 ゆきのすけさん(ゲストブックにて)
昨日作ったシューケットとても好評でした。思っていたよりしっとりした感じになってしまったのですがそれが良かったようです。また作ってとリクエストが有る程です。有り難うございました。