更新日 mise en ligne le 1er juin 2008
remise en page le 17 mars 2012
一昔ちょっと前に日本で流行っていたカヌレですが、本国フランスでの知名度は「ほどほど」といったところ。
知らない人も多々います。
同僚がある日おやつに持って来て皆に配ってくれたのをきっかけに、仲間内で一時大流行したこのカヌレのレシピは、その同僚から伝授して頂いたものです。
ただし私好みに配合をちょっと変えて。
銅の型を使うのが、外側が黒っぽくよくよくカラメリゼされたカリッとした皮付カヌレに仕上げる秘訣なのですが、私はシリコン型を使っているため、売っているものよりも色白めに焼き上がります。
材料:約1ダース(ミニなら30個ほど)
- 牛乳:1/2リットル
- バター:50g
- 玉子(全卵):2個
- 卵黄:2個
- グラニュー糖:200g
- 小麦粉(私はTYPE55使用):100g
- 好みでラム酒:小さじ2〜3
- ヴァニラエッセンス:少々
- 型塗り用無塩バター:適宜
<必要な道具(目安)>
・中鍋、ボウル
・泡立て器(混ぜるだけ)
・カヌレ型、ミニ又は普通サイズ
・シリコンべら
<賞味期限>
冷蔵庫で4〜5日
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ボウルに玉子(全卵+卵黄)とグラニュー糖、ヴァニラ&ラム酒(後者はお好み次第)をボウルに入れよくよく溶きあわせておく。
牛乳とバターを鍋に入れて火にかけ、吹きこぼれない程度に沸騰させたらすぐに火から下ろし、ボウルの中身をよく混ぜながら少しずつ注ぎ混ぜ合わせる。
(なめらかな生地になる)
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1の生地のあら熱を取り、冷蔵庫で小一時間休ませる。
ここまで前日作っておいて、翌日焼いてもOK。
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オーブンに予熱を入れておく。
型に、必要ならバターをたっぷりめに塗る。
(既に幾度も使っているシリコン型なら控えめで大丈夫。 銅製の型ならかなりたっぷりめにバターを塗ること(恐らく40〜50g近く必要になることでしょう)。
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バターを塗った型各々の半分迄生地を流し込み、180度で1時間程、カラメル色に色づくまで焼く(ミニサイズでも40〜45分程は必要。様子を見て調整を)。
焼けたら、熱いうちに型から外して冷ます。