マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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mes recettes
更新日 mise en ligne le 3 août 2001
remise en page le 16 mars 2012
ルバーブのコンポート又はジャム Compote de rhubarbe

早いと6月、主として7月から8月のフランスの朝市には、根元が赤味を帯びたフキの茎のようなものが登場します
これがルバーブ、フランス語では「rhubarbe:リュバルブ」、和名は「大黄:だいおう」。
生の物は青リンゴに似た香りがあり、薄くスライスしてサラダに利用する人も希に居るそうですが、見た目からは想像しにくい程フルーティーで、最も手軽なコンポートやジャムの他に、パイにする事でも知られています。
繊維質がたっぷりな割に、加熱するととろけるように柔らかくなります。
お腹の張りがちな方にはお勧めですが、緩下作用があるため食べ過ぎにはご注意を。
下の分量ではお砂糖を控えめにしていますが、酸味の強弱多少の違いがありますので、お好みで加減して下さい。
お砂糖の分量を多くすれば、そのままジャムにもなります。
タルトのレシピは「デザート・おやつ:タルト」にリストしています。

材料 : 4人分
  • ルバーブの茎:1kg
  • 砂糖:60gから好みに
  1. 茎の縁にナイフを立て、極薄い皮を縦に裂くようにして剥がして長さ2センチ程度に切って鍋に入れる砂糖を加えて全体を混ぜ、そのまま20分程度置いておく

  2. 砂糖の効果でルバーブから水分が出るので水は一切加えず、フタをしてそのまま弱火にかけて約30分コトコト煮込む
    ヘラか箸でかき混ぜて簡単に煮崩れるようになればOK
    常温で冷まし、あら熱が取れたら冷蔵庫で冷やして召し上がれ
※もしも葉が付いていたら根元から切り落として捨て、茎だけを利用します
葉は食用になりません
ジャム類を作る際一般に言える事ですが、鉄や銅の鍋は避け、ホーロー鍋を使います
無ければステンレス製の鍋を利用して下さい
※コンポートとして作る場合、我が家では控えめに甘味をつけ、テーブルに出した後に各自好みで甘味を付けられるようにシュガーポットを添えています
勿論、お好みにあらかじめ甘味を付けても構いません
保存は冷蔵庫で3日程度
※ジャムの場合も甘味はお好みで
ただし保存は冷蔵庫にて、4〜5日を目途に食べきるようにしましょう






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