マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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mes recettes
更新日 mise en ligne le 20 mai 2003
remise en page le 13 mars 2012
ビーフのブラックビーン煮 Beef in Blackbeans sauce

約1週間観続けた映画「ラヴ・セレナーデ」
個性強い4人の登場人物からなるオーストラリア映画で、主人公の一人がひたすら食べ続けたのが、Beef in Black beans sauceでした。
本当はどんなだったのか・・・片田舎の唯一の店、中国系のアルバート・リーが一人で切り盛りするチャイニーズレストランのメニューを、東洋のソースを隠し味にして作ってみました。
とにかくこの映画、ラストが最高!
米映画とも仏映画とも違うちょっと変わった作品で、気に入ったという人に出会ったのは片手の指で数えられるだけですが、DJケン・シェリーからの贈り物の音楽はサウンドトラックになっていてこちらも気に入っています。
レシピは以前のものの改良版です。
出来立てでも良いけれど、前日に作って一晩置いたものを温め直すとなお美味しいですよ。

材料 : 4人分
  • ブラックビーンズ(乾):200g
  • 牛肉:400g
  • 玉ねぎ100g
  • トマト150g
  • ニンニク:2片
  • 生姜:10g1片
  • 豆の煮汁:500cc
  • オリーブ又はサラダ油:大さじ1
  • 醤油:大さじ2
  • 塩:小さじ2/3

<必要な道具(目安)> 厚底鍋

<賞味期限> 残ったら密閉容器に入れて冷蔵庫で保存。3日程度で食べきりましょう。

  1. 豆をよく洗い、たっぷりの熱湯(分量外)を注ぎ、そのまま半日ほど浸しておく
    2倍ほどに膨らんだ豆をザルに取って一旦水気を切り、鍋に移してたっぷりのお湯又は水を注いで20分程火にかけ、7割方柔らかくなったら火から下ろしてそのまま置いておく

  2. 1の豆の加熱中にその他の材料を準備する
    玉ねぎはみじん切り、トマトは湯むき(熱湯をくぐらせて皮をむく)して種を除き、1cm角に切る
    ニンニクはみじん切り、生姜はおろす

  3. 鍋にオリーヴ油を熱し、玉ねぎとニンニクを炒める
    透き通ってきたら肉を入れて炒める
    肉の表面に火が通ったら豆、トマト、生姜、豆の煮汁を加えて弱火〜中火でフタをして豆が柔らかくなる(でも煮崩れない程度)まで30〜40分程煮る

  4. 塩、醤油を加えて更に10〜15分煮て味を調える
※ピリリと辛いのがお好みなら、カイエンヌペッパーを加えて煮込むか食卓でタバスコを、又はお好みでアリッサを添えても良いです。
※最後にバター大さじ2杯ほどを溶かし込むとコクが出ます。
この他生クリーム少々をかけてもまろやかな味になります。
カロリーを気にしない方向き。
※パンを添えるだけでも、茹でたパスタやご飯を添えても良いです。

頂いたご意見
●2004/5月 りんこさん(ゲストブックにて)
本日「ビーフの黒豆煮」を作りました。お夕飯までまだ時間がありますのでゆっくり寝かしています。味見ではすごく美味しく出来たので、ディナータイムが楽しみです。

●2005/2月 りんこ さん(ゲストブックにて)
先日ビーフの黒豆煮を作った際、生クリームがまだ残っていたのでそれを最後に加えてみました。今までの黒豆煮はキリッとオリエンタルな雰囲気の仕上がりだったのに対して、生クリームを加えることにより、まろやかなフレンチっぽくなりました。
今回はそもそもお醤油やショウガを若干控えめにしたのも関係するのかもしれませんが・・。バリエーションを楽しめるのもいいですね。
今週お友達が遊びに来るので、また黒豆煮を作る予定です。今度はバターを加えてみようかしらと思っております。



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