マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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mes recettes
更新日 mise en ligne le 28 juin 2003
remise en page le 13 mars 2012
茄子のチーズグラタン Aubergine farcie au chèvre

夏、丸々と太った茄子が出回る頃が一番のアントレ向きの一品。
グリュイエールなどのチーズに限らず、こんな風に山羊乳チーズを使ってみるのもひと味違ってまた美味しいものです。
茄子が無ければズッキーニでも構いませんが、もう少し加熱に時間がかかるかもしれません。
シェーヴル(山羊)チーズは、このレシピでは当地方特産の“サント・モール・ドゥ・トゥーレーヌ”、それも熟成させていない「昨日型から外した」というカビの無いフレッシュなタイプを使っています。 真夏にはサッパリとした味わいを楽しめるから。
でも、お好み次第でカビが繁殖した熟成タイプ(日本では、フランスから直接取り寄せない限りはなかなか見つからないらしいので)でも、
又はすっかりイタリア風に、そしてシェーヴルが苦手な方は“モツァレラ”チーズでも充分楽しめます。

材料 : 2〜4人分
  • 100g程の小さな洋なす:2個
  • パン粉:大さじ1
  • 若いサント・モール5mmスライス:4切
  • 小さめのトマト:1個
  • 塩:小さじ1/4
  • 好みでバジルかパセリ(生):少々
  • オリーヴ油:小さじ2
  1. ナスは、ほんの少し付いている茎を残したままヒラヒラしたヘタ部分を手かナイフで剥がす(鮮度が良いとトゲが刺さるので気を付けて)
    洗って水気をぬぐい、縦に2分する
    切り口の皮から8mm程のところにグルリと一周ナイフを入れ、ティースプーンなどを使ってカップ型にくり抜き、それぞれの内側に1つまみづつ(分量外)塩をまぶしておく
  2. くり抜いたナスを5mm程に刻み、パン粉と塩小さじ1/4、刻んだパセリかバジルと混ぜ合わせる
    トマトは縦に2つに割って種をあらかた取り除き1cm程のクシ切りに、シェーヴル(チーズ)の輪切りはそれぞれ半分、半月型に切る
  3. 塩を振っておいたナスのカップの内側をキッチンペーパーでしっかりぬぐい、まず刻んだナスを均等にそれぞれに詰める
    これにトマトとシェーヴルをそれぞれ2枚づつ(トマトが余りそうなら3枚でもOK)並べ、オリーヴ油をかけて180度のオーブンで15分ほど焼いて出来上がり
    熱々のうちでも、ほんのり暖かい状態、又は冷めても味わえます
    レタスなどをあしらってアントレや付け合わせにどうぞ
※サント・モールの正式名称は“サント・モール・ドゥ・トゥーレーヌ”、丸太型の山羊チーズです
詳しくは「365日のチーズ」をご参照下さい
※モツァレラチーズを使う場合は、本来のモツァレラである水牛のものでも、牛乳製のものでも、どちらでも構いません
お好みなもの、入手できる方をご利用下さい
ただし、山羊乳チーズを使った場合とは全く味わいが異なります。




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