マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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mes recettes
更新日 mise en ligne le 25 janv. 2001
remise en page le 13 mars 2012
ギリシャ風ナスと挽肉の重ね焼き Moussaka

挽肉ととても相性の良いナスとトマト、ギリシャや中東の料理によくある組み合わせです。
同国では1人当たり1日半カップ程のオリーヴオイルを消費するのだとか・・・ 以前何かの本で見かけたデータです。

ギリシャ産ブラックオリーヴとたっぷりのパセリを加えて、程良くオイルと肉汁を吸って、トロリとろけるようなナスの美味しさをお楽しみ下さい。

ムサカと呼ばれる料理には、イランやレバノン、ギリシャなど複数の国でそれぞれの作り方があって、実は似て非なる様々なスタイルがあるので、こちらで紹介するものが全てではありません。

材料 : 4人分:24cmのタルト型又は20cm程のグラタン皿
  • 洋ナス:2個
     (日本のナスならば6個程)
  • 豚挽肉:300g
  • ポワロ又は玉ネギ:80g
  • ニンジン:80g
  • 刻みパセリ:大さじ2
  • ニンニク:1片
  • 水煮ホールトマト:300g
  • ブラックオリーヴ:10粒
  • 塩:小さじ1
  • コショウ:適宜
  • オリーヴオイル:半カップ強
  • ピザ用チーズ:100g

<必要な道具(目安)>
・鍋、グラタン皿、オーブン

<賞味期限>
冷蔵庫で4日。グラタン皿のまま温め直す場合はアルミホイルで上を保護すると良いです。

  1. ナスのヘタを取り、縦に1cm弱厚にスライスして両面にオリーヴ油を塗り、温めたフライパン(中火)でさっと表面をソテーし、よけておく
    ブラックオリーヴは種があれば取り除き、荒いみじん切りにする

  2. 1のフライパンにオリーヴ油大さじ1程度と刻んだニンニクを入れて熱し、ネギ、ニンジンを焦がさないようによく炒める

  3. ボウルに挽肉、トマト、塩、コショウ、ブラックオリーヴ、パセリを入れ、2を加えてハンバーグの種を作る時同様よく練り合わせる
    型の内側にオリーヴ油を塗り、1のナス半量を敷き詰め、野菜を混ぜた挽肉半量を均一に重ね、残りもそれぞれ同様に敷き詰める

  4. 3の表面にチーズを散らし、オーブンで30〜40分程焼く
    暖かいうちにバゲットを添えて召し上がれ
※日本で米ナスの名で出回っている欧米の丸っこく大きなナスを使っています
小さな日本のナスの個数はおおよその目安ですので、2段に敷き詰められる量に対応して下さい
※我が家では主にポワロー(英名:リーキ)の緑の部分を使っています
玉ネギとはまた少し違った風味が楽しめるので、お手持ちがあれば是非お試し下さい
※ここでは円形のタルト型を利用していますが、グラタン皿等深みのある耐熱容器であれば何でもOK




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