更新日 mise en ligne le 2 juin 2004
remise en page le 12 mars 2012
確か、南アフリカ辺りに、こうしてライムに漬け込んで煮るお料理があったと思います。
どちらかというと淡泊なチキンは、ソースで冒険できるのが面白いところ。
ハニー&レモンで煮るレシピを別に掲載していますが、今回は“緑のレモン”こと、ライム果汁をたっぷり使って。
付け合わせは、ポテトよりもご飯が合います。
ただし選ぶお米は長粒米。 タイや、インドのバスマティ米のような香り米か、無ければアンクル・ベンでも構わないので、パラパラとほぐれるお米を湯がいて添えます。
お米は白いままでも、グリーンピースや若めの空豆を入れた豆ご飯にしても良いですよ。
材料 : 2人分
- 鶏もも肉骨付き:2本
- 玉葱:200g
- おろし生姜:小さじ1弱
- ニンニク:1片
- ライム:大きめ1個
- ブーケガルニ(ハーブ):1/4本
- ピーナッツ油かサラダ油:小さじ2
- 塩:小さじ半
- 醤油:大さじ1半
- 粗挽き胡椒:少々
<必要な道具(目安)>
・お鍋
・フライパン
・レモン絞り
など、普通にお家にあるもの
<賞味期限>
半日迄
- 鶏もも肉は、腿の付け根周辺の脂身の塊を包丁でこそいで取り除き、キッチンペーパーで余計な水分をぬぐってから、各々両面にまんべんなく塩して、深みのあるお皿に、極力重ならないよう並べる
これに絞ったライム果汁(大きめなら1個分、小さければ1個半)をふりかけ、おろし生姜も添えて2時間程、時々チキンの上下をひっくり返してまんべんなく肉が白くなるようマリネする
- マリネが済んだら、汁気が器に落ちるようザルを置いて、肉を取り出し水気を落とす
玉葱は、大きければ縦4つ、小さければ縦2つ割にしてから横にスライスする
ニンニクは縦2つ割にして芽を取り除いて横に薄切り
- 後でもも肉を入れられるサイズのお鍋に油を熱し、2の玉葱とニンニクをまとめて、透き通るまで炒めて火から下ろす
フライパンを弱中火で温め、水気を落としたチキンの皮をフォークで数回つついてから、まず皮を下にして焼き始め、なるべくまんべんなくひっくり返しながらうすく焦げ目が付くよう下炒めする(10分程度)
- あぶった肉を玉葱の上に並べ、肉を漬けておいたライム果汁、醤油、ブーケガルニと胡椒をふりかけて、フタをしてお肉に火が通るまで30分程、途中で肉の上下をひっくり返しながら煮る
水分が足りないようなら、水50〜80cc程度を加えても良い
お皿に移す前にブーケガルニを取り除き、暖かいうちに召し上がれ
※ブーケガルニが無ければ、ローリエ(月桂樹)1枚か、プロヴァンスのハーブミックス少々、タイム1枝などで代用して構いません。
※鶏肉の皮をフォークでつつくのは、表面をあぶる際に少しでも余計な皮下脂肪を除くためです。