更新日 mise en ligne le 22 août 2004
remise en page le 15 mars 2012
キノアのタブレ風サラダ Taboule au Quinoa |
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“タブレ”というと、フランス中で知られるのはクスクス粒をメインに、刻み野菜を加えたサラダ。
他に細々ながらもたまに見かけるのは、レバノン風のパセリをメインに挽き割り麦が混ざったものので、下のレシピはクスクスでも挽き割り麦でもなく、キノア(日本ではキヌアとも呼ぶのだとか?)を使います。
ヴィタミンC豊富でお皿の脇役にしておくには勿体ないパセリをたっぷりと用い、夏野菜を添えたたサッパリ味のサラダ。 私の好みでレモン汁を多めに使っていますので、初めは下記より控えめに混ぜて、味を見てから好みで追加するようにして下さい。
サラダとして1品にしても、お肉やお魚料理の付け合わせにも合いますよ。
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材料 : 4〜6人分
- キノア(Quinoa):100g
- パセリの葉:50g
- トマト(種を除いて):100g
- キュウリ(種を除いて):100g
- レモン汁:大さじ2〜3
- オリーヴ油:大さじ1
- 塩:2つまみと小さじ1/4
(控えめなので好みで追加) - 好みでコショウ:少々
- 好みでクミンパウダー:小さじ1/4
- 水:追記参照
<必要な道具(目安)> 普通にお家にあるもの
<賞味期限> 冷蔵庫で2日
- キノアに火を通す:
キノアの倍量の水をお鍋に沸かし、塩2つまみと共にキノアを加え、中火弱程度でフタをして炊きあげる
加熱時間は10〜15分弱、1粒の真ん中に芯が見られなくなればOK、火から下ろして冷ましておく
途中様子を見て必要なら少しお湯を注し、火が通っても水気が多すぎるようならばザルにあけてしっかりと水切りする
- 野菜の下準備:
パセリは洗ってしっかりと水気を切り、葉のみを粗みじんに切ってボウルに入れる
キュウリ、トマトは種とその周辺の水っぽい部分を取り除き(上記分量は除いた後の量)、こちらも粗みじん切りにして同じボウルに加える
- あら熱の取れた、或いは冷めたキノアをボウルに加え、オリーヴ油、レモン汁、塩、好みでコショウ、クミンも散らし、全体を混ぜ合わせれば出来上がり
常温でも、冷蔵庫で冷やしても良いです
※オイルも塩も控えめにしたいので、特に真夏には、私はよりサッパリ感のあるレモン汁をたっぷり加えて仕上げています。 大さじ3杯も使うと、味わった時に割としっかりと酸味を感じるので、初めはその半量程度を加え混ぜ、味見して物足りなければレモン汁なり塩なりを加えるようにした方が良いと思います。
※ここでは、キノアは炊くようにして加熱する手段で紹介していますが、蒸したり(加熱時間は倍ですが、蒸す方が茹でるよりもヴィタミンを逃がしません)、パスタのように多めのお湯で茹でて、目の細かいザルで水切りしても構いません。
※サラダとしてたっぷり味わう場合は3〜4人分、付け合わせとしては6人分くらいまで対応できると思います。
※日本では分かりませんが、フランスではキノアはBIOショップ(BIO Coop等)や、大きめのスーパーマーケットのBIO食材コーナーで見つかります。