マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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mes recettes
更新日 mise en ligne le 6 oct. 2004
remise en page le 17 mars 2012
キャラメルリンゴマフィン Muffin aux pommes caramelisées

秋口、栗の実が落ち始め、街では並木のマロニエの実が通行人の頭上を脅かす頃にもなると、バリッと新鮮なリンゴが数々マルシェに並びます。 そんなリンゴを、タルトタタンの要領でカラメリゼして加えたマフィン。
“カラメリゼ(キャラメリゼ)”なんて外来語を使うと、恐れおののいて遠ざかる人も居かねないですが、このレシピでリンゴの下準備に使う方法は、そんなにややこしいものではありません。
パッパと加熱してチャッチャと混ぜて、あとはオーブンにおまかせ。 リズムよく楽しみながら、気軽なおやつに。

材料 : 6個分
  • リンゴ(紅玉など):200g
  • お砂糖1:30g
  • お砂糖2:30g
  • バター:40g
  • 薄力粉:120g
  • ベーキングパウダー:小さじ1
  • 玉子:1個
  • 牛乳:50cc
  • ヴァニラエッセンス:数滴
  • シナモンパウダー:少々
  • 型塗り用無塩バター:適宜

<必要な道具(目安)>
・お鍋かフライパン
・ボウル1
・マフィン6個分の型
・泡立て器(手動)
・ゴムべら
・オーブン

<賞味期限>
3〜4日

  1. マフィンカップ(型)の内側に、バターを塗る
    粉とベーキングパウダー、シナモンパウダーを併せてふるっておく(手際の良い人は、ステップ4で直にボウルにふるい入れても良い)
    リンゴは、小粒の紅玉なら縦4〜6つ、大きめなら(1個で200g以上なら)縦8つのクシ切りにし、皮を剥いて芯を除き、クシ切り各々横に5ミリ幅に切る
    オーブンに余熱を入れておく

  2. お鍋かフライパンにバターを入れて弱火にかけ、バターがあらかた溶けたら砂糖1を散らして強火にし、砂糖が溶けて焦げ始めたらお鍋をゆすって(極力かき混ぜないこと)全体がカラメル色になったら、切っておいたリンゴを一気に加えて10分弱、リンゴがふんわりして柔らかくなるまで炒める
    水分は蒸発するに任せてフタはせず、リンゴが煮崩れないように仕上げて火が通ったら、火からおろして鍋底を冷水に浸してあら熱を取る

  3. ボウルに玉子とお砂糖2を入れ泡立て器(手動)でよく溶き混ぜる
    これにミルクを入れ混ぜ、2であら熱を取ったリンゴとカラメルソースも丁寧にあつめて全てあけ、今度はゴムベラで、リンゴを潰さないように混ぜる

  4. 3のボウルに、ふるっておいた粉を2回に分けて加え、ゴムベラで混ぜ合わせる
    この際、ボウルの底や側面についたしっとりした生地をゴムべらで丁寧にこそいでひっくり返しては、サクサクとヘラで生地を切るようにして混ぜるようにしましょう。決してモチモチ・ペタペタと生地をこねくり回さないように気を付けて

  5. 4の生地を型の7〜8分目程度に流し込み、温めておいたオーブン180度で10〜15分程度焼く
※マフィンカップは、私は、「お菓子作りの道具」ページに掲載しているようなタイプで、直径が上部7cm程、底5.5cmのものを使っています。
型が大きくなれば、当然出来上がる数は少なくなります。
紙やアルミ製の使い捨てマフィンカップを使っても構いません。
※リンゴは日本でなら紅玉がお勧め。 適度に酸味があって、焼きがしにピッタリです。
フランスでは種類が沢山ありますが、刻んでしまうのでマルシェの傷リンゴでも大丈夫。 私は、味が好みで近所で栽培したのを山積みにしているマルシェで、ElsterやReine des reinettes辺りを買い求めています。






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