更新日 mise en ligne le 27 février 2002
remise en page le 18 mars 2012
ロシアンクッキー Biscuit fourré aux haricots sucrés |
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昔母が作ってくれた祖母の好物で、子供の頃によくリクエストの電話が届いて一緒に作っては送ったものでした
「ロシアンクッキー」と不可解な名称の由来はサッパリ分かりません
このレシピを書き出しながらふと思いついたのは、ひょっとしたら元は「“シロアン”クッキー」だったのを、母が、それとも私が文字を入れ替えて記憶してしまったのではないかという事
あの母にしてこの子ありとは言うものの、親子揃った勘違いの産物だったのかも・・・
彼女の厳密なレシピは分からないので、分量は私のオリジナルです
和洋折衷、でも、クッキーとあんこも意外に合うんですよ。
材料 : 約15個分
- 白あん:約300g
- 小麦粉(薄力強力半々):160g
- バター:80g
- 玉子:1コ
- 砂糖:大さじ3
- ツヤ出し用溶き卵又はミルク:少々
作り方
- クッキー生地を作る
ボウルに冷たいままのバターを1cm以下の角切りにして入れ、粉と砂糖をふるい入れる
これを指先で粉を塗したバターをすりつぶすようにしてパラパラとしたバターを含んだ均一な粉状になるまで混ぜる
- 玉子を溶き、8割がた1のボウルに加えて菜箸で全体を混ぜてから手でこねる
(箸で混ぜた時点で玉子の量が足りないようならば残りの玉子も加えます
うっかり全部加えてしまって柔らかすぎる場合には小麦粉を少し加えて調整します)
全体がなめらかになるように少しこねて小一時間冷蔵庫で寝かせる
- オーブンを温めておく
クッキー生地を室温に戻し、カラ付きクルミ程度に小分けにし、それぞれ厚さ3mm程の円形にのしてから丸いお饅頭のようにスプーン山盛り一杯程の白あんを包んで鉄板(アルミホイルを敷く)に並べる
- 溶き卵又はミルクをハケ又は指先で表面に塗って180度のオーブンで30分強焼く
焼き上がったらオーブンから取り出して網などに乗せて冷ます
※クッキー生地を伸ばす時に、引っ張らないようにご注意を
引っ張って伸ばすと厚さがまばらで、焼いている最中に膨張するのでヒビが大きくなって中のあんこが飛び出してしまいます
※表面が焦げやすい場合は途中までアルミホイル1枚を乗せて直に熱が当たるのを防ぎ、最後に取り除いて焼き色を付けます
※お好みで、飾りにクルミを乗せても良いです。