更新日 mise en ligne le 8 mars 2003
remise en page le 17 mars 2012
ノルマンディー風リンゴのケーキ Gateau normand |
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ノルマンディーといえばリンゴ。
リンゴを使った発泡酒シードルや蒸留酒カルヴァドスが知られています。
そんな土地のケーキにも、やっぱり使われるのがリンゴ。
色々種類がありますが、フランスの場合はレネット(Reinette)やメルローズ(Melrose)などがお薦め。
他にもジョナゴールドや紅玉(の場合はよく煮て)、フジなどでも面白いかも。 いずれにしても完全にに崩れてしまわず、甘味と酸味も少しあるリンゴが良いです。
泡立ていらずの混ぜるだけケーキ、ノルマンディーの家庭のお菓子、作ってからアルミホイルに包んで寝かせた翌日の方が、味が馴染んで美味しいですよ。
材料 : 22cmタルト型1個
<コンポート用>- リンゴ:400g
- カソナードなど砂糖:40g
- バター:20g
<ケーキ生地用>
- 小麦粉:240g
- ベーキングパウダー:小さじ1半
- 玉子:3個
- 生クリーム:50cc
- カソナードなど砂糖:100g
- キャトル・エピス:小さじ1/4
(無ければシナモン) - バター:40g
- 型塗り用バター:10〜20g
- リンゴの皮と芯を除き、2cm角に切ってバターを溶かした鍋に砂糖と共に入れて時々混ぜながら、水気を飛ばしながらフォークで潰せるくらいに柔らかく煮てあら熱を取っておく
- <ケーキ生地を作る>
この段階でオーブンに余熱を入れておく
溶かしバターを用意し、あら熱を取っておく
ボウルに玉子を割り入れ、砂糖とキャトル・エピス又はシナモンを加えてよくすり混ぜる
これに生クリームを加え混ぜ、粉とベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、ゴムべらなどで混ぜる
- タルト型又はケーキ型にバターをやや多めに塗り、2の生地半分を平らに敷く
その上に、縁一周を残してリンゴのコンポートを敷き、残り半分のケーキ生地で上面を覆う
温めて置いたオーブン180度程で30分強、中心に楊枝か竹串を刺して粘りけのあるケーキ生地が付いて来なければ出来上がり
冷まして型から出し、アルミホイルなどで覆って1晩寝かせる
※我が家でこのケーキにはお砂糖はカソナードを使っています
無ければ三温糖をご利用下さい
それも無ければ上白糖でもグラニュー糖でも良いです
※スパイスはお好みで
キャトル・エピスはフランスのスパイスミックス、シナモンも入っています
苦手な人は一切入れなくても、又はレモンの皮のすり下ろしを少し生地に加えてもよく合いますよ