更新日 mise en ligne le 3 mars 2003
remise en page le 15 mars 2012
ビーツのサラダ Salade de betterave |
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「ビーツ」というと「ボルシチに入れる赤いのでしょ?」という声は耳にしますが、あまり日本では馴染みの無いお野菜のようです。
ヨーロッパでは割と一般的に家庭料理に取り入れられていおり、その最もシンプルなのが今回ご紹介するサラダ。 サラダはフランスの場合メインの後に食べるものなのですが、このビーツはむしろアントレ向き。
既に茹でたものを利用しますので、切って和えるだけ、我が家では日曜日の朝のマルシェで買ってきてその日のお昼に毎週のようにテーブルに並びます。
かぶに似た根野菜ですが、アブラナ科のかぶと違ってほうれん草やフダンソウの仲間のアカザ科の植物の根で、真っ赤な色は天然、日本では缶詰ならば輸入品を扱うデパート地下などで見つかると思います。
丸と長細いタイプがあり、フランスでは長細い方が味が良いという声が多いです。
※ビーツって何? と仰る方は「食材ガイド」のお野菜の欄に解説を掲載しています。
材料 : 2〜3人分
- 蒸した(茹でた)ビーツ:300g
- 粒無しマスタード:小さじ半
- 塩: 小さじ1/4
- 刻みエシャロット:大さじ1
- 刻みパセリ:2つまみ
- オリーヴ油:大さじ2
- ビーツの皮をむき、1.5cm程のキューブに切る
(缶詰を利用する場合は汁を捨て、手早く流水の下をくぐらせて缶詰臭を除くと良いです)
- ボウルにマスタード、エシャロット、パセリ、オリーヴ油と塩を入れフォークの先などで混ぜ、切ったビーツを入れて全体を和える
お皿に盛ってできあがり
※エシャロットが無ければ、刻んで冷水にさらした玉ねぎか、苦手な方はどちらも抜きにしてしまっても構いません