ハヤトウリの玉子入りチャイニーズスープ Soupe chinoise à la chayotte

書いている現在2015年秋、ハヤトウリをせっせと料理しています。
こちらは、きっと皆さんお馴染みの玉子スープ。　色々なお野菜、それも端切れ野菜で作れるので、あくまでも1例として。
ハヤトウリは他のお野菜と一緒に水から煮てしまっても良いですが、下ごしらえとして湯通ししてから作ると独特の苦味を抑えることができます。

余さない前提でレシピを書いていますが、余ったら、それとも冷やご飯があって軽い1品料理（お夜食など）にしたかったら、このスープで残りご飯をさっと温めてお雑炊にしても楽しめます。
実は私、そのために作ることもあります。
殆ど一緒ですが、一応和風バージョンのスープレシピも1ページ設けておきました。

中華風ならオイスターソース＋おしょう油でもいけますし、海老やフレッシュな生牡蠣やアサリなどを加えたお魚スープ（塩味でも醤油、ナンプラーでも）、それとも刻んだチキンや豚薄切り、お豆腐などを加えて具沢山に発展アレンジするなど、いくらでもバリエーションが楽しめるはず。


材料：４人分、賞味量

• ハヤトウリ：半個
• 玉ねぎ：小さめ半個（50gほど）
• ニンニク：小さめ1片
• キクラゲ（又はシイタケ、若布でも）：１〜２個
• 赤唐辛子ドライ：好みで1本、種抜き
• チキンブイヨンキューブ：半個
• 水（スープ用）：800cc
• コーンスターチ：小さじ１
• 玉子：１個
• ナンプラー（ニョクマム、フィッシュソース）：大さじ１
• 好みでごま油：数滴
• 好みで煎った白ゴマ：少々、又はパクチー（コリアンダー）生葉１〜２本

＜必要な道具（目安）＞ 普通にお家にあるもの。

＜賞味期限＞ 出来立て熱々を賞味。

（作業の流れは次のVIDEOで見られます。絵だけね、テキストは仏語版）。

1. ハヤトウリは皮をむき、種とその周囲の綿のような部分を丁寧に取り除いたら好みの厚さにスライスし、分量外のお湯を沸かして1〜２分茹でて水切りする。
   
   
2. 玉ねぎとニンニクは薄くスライス、
   キクラゲはお湯に浸してふやかしてから千切り、
   赤唐辛子（好み次第で抜きでもOK)は種を抜き、赤い部分だけ千切りにする。
   
   
3. 鍋に水とブイヨンキューブ野菜を入れて柔らかく煮る。
   灰汁が出たら取り除く（私はつい省きがちですが、丁寧に作りたい方は是非行ってください）。
   ナンプラー、コショウで味付けし、味見して塩味を塩かナンプラーで調整。塩辛すぎる場合は少しお湯を足す。
   
   
4. コーンスターチ（又は片栗粉）を水少々（分量外）に溶いて、熱々のスープに加えてよく混ぜる。
   この時点で火力は中火弱、グツグツ煮立たないように。
   玉子を小鉢でよく溶いてから、熱々のスープに少しずつ加える。
   この際、まず溶き玉子1/3から半量を入れて5秒数えさっとかき混ぜて玉子が大きな塊に煮えるのを防ぎます。　残りの溶き玉子も同様に。
   
   
5. 火を止めてから、好みでごま油を２、３滴垂らしてまたよく混ぜ、熱々のうちにのサーブする。
   更にお好みで煎った白ゴマ、刻んだフレッシュコリアンダー（パクチー）をあしらって召し上がれ。
   
   

※ナンプラー（ニョクマム）はヴェトナムやタイ料理によく使われるお魚を漬け込んだ香り強いソースです。
お手持ちがない、或いは嫌いな方は、お?油、オイスターソースで代用するか、或いはいずれも使わず塩味にしても良いです。
※ニンニクの代わりに生姜、それとも両方少しずつ加えても。

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