マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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更新日 2016年7月10日
ブロッコリーのタルタルサラダ Salade Tartare de brocoli

近頃流行りのBIOカフェ風サラダ(パリでの流行ね)。 さっと湯がいたブロッコリーとキノアをメインに、歯ごたえを残してよりヘルシーさを意識しています。
朝食なら目玉焼き、ランチやディナーのお肉の付け合わせに、或いはハンバーガーやクロックムッシュなどのサンドイッチのお伴に、 はたまた完全ヴェジタリアンメニューの1つとしてなど、色々に使えます。

上はセルクル(リング)型を使って「タルタルステーキ」気分のプレゼンテーション、グリーンフンモスを添えて、BIO&ベジタリアン・カフェ風メインプレート仕立てです。
もっとシンプルに小鉢にこんもり盛って、数人分を少し深みのある器やサラダボウルにサラダ菜を敷いた上に盛ったり、 或いはちょっぴり残ったらいつものグリーンサラダの上にパラパラッと彩・薬味気分で散らしたり、色々に活用できるミックスサラダです。
味付けソースは蜂蜜+リンゴ酢としていますが、オリーヴ油+バルサミコ酢かワイン酢、シェリー酒などの甘味抜きのドレッシングでも美味しいです。
この、ハチミツの甘味とフルーティーなお酢を用いるところも今風を意識しているんですけどね。
記載分量では、やや酸味強めのレシピなので、お好み次第で少し分量を違えて作ると良いです。 その辺りのバリエーションはレシピの後にいくつか記載します。


材料:軽く4人分(正味量)
新鮮なブロッコリー:半個(太い茎を外して250g位)
キノア:1/3カップ(70〜80g位)
ケシの実:大さじ1
ヒマワリの種:大さじ1
イタリアンパセリ(平葉):好みで2〜5本程度。 又はルッコラ、バジルの葉でも。

<ドレッシング>
蜂蜜:小さじ1
リンゴ酢:大さじ1〜1半
ヒマワリ油、菜種油、グレープシードオイルから好みのもの:大さじ1
塩:下記参照、ブロッコリー調理用+ドレッシング用


<必要な道具(目安)> 普通にお家にあるもの。
<賞味期限> 作りたてを正味。 保存は冷蔵庫で2日(4日位までもちますが、時間と共にポテトの味が落ちて行きます)。
<手順> ジャガイモを茹でる。その間にドレッシングと玉ねぎを混ぜておき、湯だったポテトとニシンをよく混ぜる。

  1. キノアを準備。
    キノアはお水で濯ぎ一旦水を切ってから(ザルでは網目から抜けてしまうので茶こしを使って水切りすると良い)、小鍋に入れて倍のカサの水を注ぎ、フタをして、お米を炊くように蒸し、炊く。
    コンロによって中火弱から中火程度の火力で、真ん中に目玉のような芯がなくなると同時に水気がなくなるのがベスト。

    このステップ初心者さんアドバイスとご注意:
    まずはなべ底を焦がさないように水気に気を配るように。
    ご飯を炊く時のように極力フタはあけず、しかしもしも途中で水分が足らなくなりそうなら少しだけ追加するなどの調整は可能。 芯がほぼなくなったら火を止めて蓋は外さずご飯を蒸らすのと同じように蒸らしておくとふっくら仕上がります。

  2. ブロッコリーを準備。
    中鍋に1.4リットルほどの水に塩小さじ1/3を入れて火にかける。
    ブロッコリーは、一番太い茎から先端のつぼみ部分の房へと枝分かれする部分で一番太い茎を除く。
    枝分かれした先の緑色濃い小房を外してまとめておく。
    細い茎はサラダに使うので、幅1センチほどの輪切りにし、お湯が沸いたらまず茎を入れ2分茹でる。
    次いでよけておいた小房を入れもう2分茹でてから火を止め、ザルに取って湯切りし、粗熱が取れるまで置いておく。

  3. 粗熱が取れたブロッコリーをフードプロセッサに入れ、ペーストにしないよう気を付けて、1秒回したらひっくり返してもう1秒、様子を見てこれをもう1度ないし数度繰り返して粗刻み状にする。
    フードプロセッサが無ければ包丁で粗く刻む。
    パセリは洗って水気を切ってから刻む。

  4. ボウルに刻んだブロッコリー、炊いておいたキノア、ヒマワリの種、ケシの実、好みで塩1つまみを入れてさっくりと全体を混ぜ合わせる。

  5. ドレッシングを用意。 小鉢か小さなカップなど適当な器にハチミツと塩1つまみを入れ、リンゴ酢少々を注いでよく溶き混ぜる。
    更に酢を加え混ぜてから油も注ぎ混ぜる。
    盛り付けたブロッコリー&キノアミックスにドレッシングを適量かけて召し上がれ。
    或いは全体に味付けしてしまってもOKですが、その場合でも少し控えめ味付けにして、別途ソースを添えるとテーブルを囲む人それぞれにドレッシングを追加できます。


●私は、気分次第ではありますが、お塩控えめにして代わりにリンゴ酢の酸味を効かせて楽しみます。この場合、野菜ミックスの方には塩は加えません。
でも、一般的にはブロッコリーに小さじ1/4位混ぜ、ドレッシングはお酢大さじ1に留めて塩小さじ1/5位か指1本で1つまみ程度加えてかけるのが良いかと思います。
●ブロッコリーをもっと多めに、キノアをもう少し控えめに、或いは逆にキノアの分量を多くして、その辺りは割と自由に変えて楽しめます。
●このサラダに、ロケット(ルッコラ)1つかみを粗く刻んで加えるのもお勧め。 フードプロセッサーでブロッコリーを刻む時に、適当に千切ったルッコラも加えて一緒にカットしてしまえます。
風味と共に、ルッコラの濃いめのグリーンも楽しめます。 ●ボリュームたっぷり、ビタミンたっぷりを望むなら、このサラダに更に、別途柔らかく茹でて冷ましたグリーンレンズ豆を混ぜるのもお勧め。 同じドレッシングをもう少し量多めにしてで楽しめます。
●ドレッシングは蜂蜜の甘味ナシでオリーヴオイル大さじ1〜1半、バルサミコ酢大さじ1、塩1つまみ程で濃厚な風味を楽しむのもまた美味しいです。

次2つ、家でのその時々のプレゼンテーション例。
まずはシンプルに小鉢盛り、ドレッシングは各自好きにかけて。
これにポーチドエッグやウズラの卵の目玉焼き、或いはリコッタチーズ、モツァレラチーズをあしらっても。

味付けもして混ぜたサラダがちょっぴり残ったら、ルッコラなどサラダ菜盛りのトップにあしらって。




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