更新日 mise en ligne le 31 janvier 2016
チョコレートパイ Chausson au chocolat |
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レシピというよりもアイデアの提案。
市販のパイ生地に板チョコ、「手作り」と言うにはちょっとひねりが無さすぎるけれど、あとはアイデア次第。
このレシピでは、チョコレートに苺、ラズベリー、オレンジなど好みのジャムを添えてちょっぴり風味をプラスするものとしていますが、お好み次第で例えばアーモンドやココナッツ、
それともドライフルーツを刻んで加えたり、水が出ますがフレッシュな苺、ラズベリー、洋ナシなどのかけらを仕込んだりもできます。
ショコラだけでない香りをプラスできる反面、ジャムだと甘みが強くなるので、ジャム抜きでも良いです。
これまた甘〜くなりますが、柔らかめのキャラメルを刻んで仕込んでも。
折りパイ生地に比べると厚み控えめに仕上がりますが、クッキー生地を使っても良いです。
スティックを使わず指でつまんで食べるスタイル、それも大小様々自由自在。
レシピは一応、写真のようなハート形に竹串を添える前提で書います。
2016年のバレンタイン前のアップロードなためにハート型なんです。
材料:パイシート1枚分(サイズにより数まちまち)
市販の折りパイシート:1枚
美味しい板チョコ100gサイズ:1枚
加える場合は美味しいジャム:少々(ラズベリー、苺、オレンジ、洋ナシ辺りがお勧め)
<必要な道具(目安)> 竹串と、幅7センチ前後のハートの抜き型(真ん中に詰め物できるスペースがある形ならその他でもOK。小さいと扱いが難しくなります)。 あれば料理用の刷毛(はけ)
<賞味期限> 作った日が一番美味。湿気を避けて涼しい常温2日、冷蔵4日位の保存は可能。 さっと焼き直してカリッとさせることができます。
<手順> パイ生地を型抜き2枚で1セットを用意。 一方にチョコレートとジャム、竹串を乗せもう一枚で閉じ、卵黄を縫ってオーブンで焼き冷ます。
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パイ生地は温かくなると扱いにくいので、使う直前まで冷蔵庫に入れておく。
チョコレートは、パイの中に仕込みやすいように小さめに割っておく(写真参照。ただし写真で使ったショコラは板チョコサイズ200gで厚みがあるので細かめに刻んでいます。
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パイ生地を取り出してそっと開いて平たくし、クッキー形で抜く(2枚で1セット)。
一方の生地中央に適量のチョコレートとジャム少々を乗せ、縁5ミリ弱に餃子を閉じる時のように薄く水を塗ってからもう一枚を形が揃うように乗せる。
2枚の生地で閉じたハートの淵をぐるり一周、フォークの先端で抑えて上下の生地を固定する。
竹串を入れる場合は、具を乗せる前に生地の高さ半分から半分強の辺りに串の先端が入るように置いて形成する。
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天板にクッキングシートかアルミホイルを敷いた上に2のパイを2センチは隙間をあけて並べる。
卵黄を小鉢に入れ、できれば「からざ」という筋のようなものを取り除いてから溶きほぐし、卵黄液をあれば刷毛、無ければ綺麗に手を洗ってから指先でパイ表面にまんべんなく薄く塗る。
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オーブン160度、しっかり余熱を入れておき、
焼き時間はオーブン次第、15分前後。
上火が強めのオーブンで早く焦げてしまいそうな場合には、色づいてきたら濃い色になる前にアルミホイルをふんわり乗せてプロテクトし、様子を見て焼き上がりちょっと前にホイルを取り除いてきれいな焼き色を付ける。
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パイがぷっくりと膨れて生っぽい生地が見られず、きれいなパイらしい焼き色になったら火を止めて天板ごと取り出し、冷ませば出来上がり。
<バレンタイン向きレシピということで、普段キッチンに立たない人向けに以下、やや細かく記載します>
●チョコレート、ジャム共にそのまま食べて美味しいものを使いましょう。 ただし、ミルクチョコレート、ブラックチョコレート、どちらでも良いです。
ホワイトチョコレートでも良いですし、ジャム抜きでももちろんOK。
●ジャムも一応何でも良いけれど、チョコレートと相性が良いことを念頭に。ラズベリー(キイチゴ)、苺、オレンジ(多少ビターかも)、洋ナシ辺りはよく合います。あとはお好みに選択を。
●竹串を使う場合は、縁にチョボッとだけ乗せる形では焼いた後にすぐ取れてしまうので、型抜きしたパイ生地の半分から半分強にかかるように乗せましょう。
●適当なクッキー型が無かったら、オーブンペーパーをハート型にカットし、それを生地の上に乗せて包丁の先端でくり貫く手もあります。 手先の器用さと根気勝負。
●もちろん、ハートでなく他の形で、或いはもっと小さくも作れます。 次が家にある5センチ程の星型バージョン。 既製品の「ロッテ、パイの実」みたいなもうちょっと大きめ。