マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
http://www.franco-japonais.com/tomato/
mes recettes
掲載日 2016年02月02日
大根とココナッツ、オレンジのサラダ Salade de Daikon au coco et à l'orange

日本から来たダイコン、ヨーロッパでも大分前から一応は流通していますが、一般への浸透はまだまだ。
けれどもこの冬(書いている今2016年が始まって間もなく)、たまにマルシェの自作野菜販売やBIOマーケットで売っている他にスーパーマーケットにもあちこち並んでいまして、私は嬉々として使っています。
何かちょっとは普通と違う使い道はないかしらとあれこれ試した中の1つがこちらの、カリカリポリポリ歯ごたえ良いダイコンの一風変わったサラダ。


柚子やカボス、スダチなどを使う日本料理を思うとオレンジ位じゃ珍しさが足りないけれど、ココナッツはちょっと珍しいでしょ。
辛味の無いダイコンしか見つからないので、そういうダイコンを使うことが前提です。
オレンジ果肉の他にレモン汁で味を引き締めて。
レモン果汁の量は、他のお料理との兼ね合いの他にこういう酸味って気分・体調によっても好みが異なると思いますので、はじめは控えめに、味見をして必要ならもう少し加えるようにしてください。
分量はあくまでも目安、オレンジとココナッツも好みで量を調整してください。


材料:軽く4人分(正味量)
フレッシュなダイコン:300g〜350g
塩:小さじ1
ココナッツファイン(ドライ):大さじ1半〜2(すりきり)
オレンジ果肉:1/3〜半個分
レモン汁:大さじ1半
サラダ油か菜種油:大さじ1*末尾に追記


<必要な道具(目安)> 普通にお家にあるもの(ボウル、ザル)。
<賞味期限> 保存は冷蔵庫で2、3日(ダイコンに塩して水を切るものの、多少は水が出ます)。
<手順> 大根に塩して水気を切ってから、他の材料と和える。すぐに食べても良いですが30分くらいは味を馴染ませるのがベスト。

  1. 大根は皮をむいて5ミリ又は5ミリ弱程の千切りにし、分量の塩をまぶして15分置く。
    大分水が出るので、水気を絞ってから大根をボウルに入れる。

  2. 1のボウルに他の材料を加え混ぜ、味を見て必要なら塩(1で塩した残りの塩分で大丈夫かと思いますが)又は好みでレモン汁、甘みを強めたければオレンジ、好みに追加。
    混ぜてから30分位寝かせてココナッツ粒にも味を馴染ませた方が良いです。


●大根に塩して水気を絞るため、作ってから時間が経って出てくる水の量が下処理をしていないダイコンに比べてグッと少なくなります。しかしそれでも多少は水が出るので、 作ってから1〜2日して食べる際にはちょっと味見して、大根汁の量が多いようなら塩とレモン味が薄まっていないか確認すると良いです。
●オイル抜きでも良いですが、加えると気持ち洋風の「サラダ」らしさが出ると思います。 抜きだと「なます」ぽく思えて。
なるべくクセの強くないオイルを使い、柑橘類とココナッツの風味を損なわないように(菜種油、グレープシードオイルでも)。ただしさらっとしたタイプのココナッツオイルがあればそちらを使っても。



© Mme.TOMATO : "Gourmets Garden" de Mme.TOMATO
All rights reserved / Tous droits résérvés