更新日 mise en ligne le 21 juin 2002
remise en page le 15 mars 2012
“Salade mimoza”も「Salade Nicoise:ニース風サラダ」同様フランスやベルギーのカフェのメニューに時々見かけるサラダです
ミモザとは、早春に丸いフワフワとしたとても可愛らしい小粒の黄色い花をつけるアカシアの一種の木で、刻んだり裏ごしをかけた茹で卵をその花に見立てたことからこの名がきています
ベーコンを加えなくても良いのですが、このレシピではさっと香ばしく炒めたものを散らして風味を加えています
今やレタスはハウス栽培で一年中手に入るので年間を通してサラダを楽しめますが、このサラダはやっぱりミモザが咲き乱れて陽光に金色の輝く春向きです
でも、夏場にも爽やかな色合いは夏ばて気味でも食欲増進に一役買ってくれる筈ですよ。
材料 : 1人分
- レタス:約100g
- 固茹で卵:1コ
- 厚切り又は塊のベーコン:100g
- ワインヴィネガー:小さじ1
- オリーヴ油等サラダ用オイル:大さじ2
- 粒無ディジョンマスタード:小さじ1弱
- 塩:2本指先で1つまみ
- コショウ(好みで):少々
- ゆで卵は冷めたものを使い、ザルや茶こし等を利用して裏ごし(ポロポロの状態に)しておく
適当な道具が無ければ、やや見栄えは劣るものの黄身を一旦よけて白身だけをみじん切りにして小鉢などに入れ、ほぐした黄身と混ぜておいても良いですベーコンは1cm弱のマッチ棒状に切っておく(サイコロ状でも良い)
レタスは洗って水気を切っておく
- フライパンを熱し、中火でよくかき混ぜながらベーコンを香ばしく炒める
焦がしすぎないように注意し、適当に色がついて脂分が出たら火を止め、脂分を切ってあら熱を取っておく
- 小鉢に酢、塩、マスタードを入れ混ぜ、混ぜ続けながらオリーヴ油(又はグレープシード油)を少しずつ加える(いずれにせよ後で分離しますが、フォークなどできちんと混ぜておくと後でかき混ぜた時に混ざりやすくなります)
- やや深みのある大きなお皿(無ければ平たくても良い)にレタスを敷き詰める(お皿のサイズにもよるので、量は適宜調節して下さい)
レタスの縁のひだがきれいな部分をグルリ一周お皿の縁に沿うようにし、芯に近い部分は中央に置いてツナで隠してしまうと見栄え良く盛りつけられます
又はサラダボウルに盛りつけても良いです
これに2のベーコンを散らし、更に裏ごししたゆで卵も散らしてドレッシングを回しかけて出来上がり
※盛りつけは食べる直前に行い、テーブルに出す前にドレッシングをかけます
お好みでトマト(クシ切り、輪切り、ミニトマトなど)で色合いを添えても良いです
※このサラダにはオリーヴ油でもグレープシード油でも合います
クルミやヘーゼルナッツ油もサラダによってはとても美味しいのですが、ベーコンの風味が割と強いので勿体ないかも
※ベーコンの塩分を考慮しドレッシングの塩を控えめにしていますので、加えない場合は適宜調整して下さい
※レタスの種類が豊富なフランスなどでは、色々なレタスの使い分けも楽しめます
あくまでも私の好みですが、このサラダにはパリッと歯ごたえのあるタイプが合うので、BATAVIAがお勧め
日本でポピュラーな球状になるレタスでも良いですが、こちらでは滅多に見かけないので
また、赤身がかったレタスで色合いの違いを楽しむのも良いですよ