マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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mes recettes
更新日 mise en ligne le 13 fev. 2004
remise en page le 30/09/2009
Pâte à la sauce aux 3 fromages トリプルチーズのパスタ

毎日のように食事の最後をくくるチーズプレートに、最後の最後、ちょっぴり余ってしまったかけらは、お腹がいっぱいなら無理して食べてしまわずに、ラップなどで包んで冷凍してしまいましょう。
そんな風にしていくつか集まったチーズの切れ端を集めて作るソースです。
勿論、日頃からチーズの消費量が多いご家庭なら、このためにチーズを購入しても良いのですが、各々沢山使うわけではないので、独り暮らしさんにも楽しんで頂けるよう、1人分のレシピにしています。
ブルー、ハード/セミハード、はたまたフレッシュタイプでも、3つなり4つなり、好みに取り混ぜてお楽しみ下さい。
チーズの選択については、いくつかの提案をページ末に記載しています。

材料:1人分
  • スパゲッティ、ペンネ等:100〜120g
  • ブルーチーズ:40g
  • ハード、セミハードチーズ2種:40g
  • ミルクか生クリーム:70〜80cc

<必要な道具(目安)> 普通にお家にあるもの
<賞味期限> 出来立てを賞味。

  1. たっぷりのお湯を沸かす
    お湯が沸く間に、好みにチョイスしたチーズを小さく刻むか薄くスライスしておく

  2. お湯が沸いたら塩(分量外、パスタ用)を入れ、パスタを茹で始める
    別鍋(後でパスタを加えて混ぜられる最小限のサイズ)にミルクか生クリーム(カロリーを気にしない人は生クリームをどうぞ)を入れてチーズを散らし、フォークでチーズを潰しながら温めて溶かし、すっかり溶けたら火を止める

  3. 茹で上がったパスタの湯を切り、すぐにチーズソースの鍋にあけて全体をザックリと混ぜてソースが絡めば出来上がり
    暖かいうちに、出来ればお皿も温めておいて盛りつけて、召し上がれ。

※写真の時は、ブルー・ドゥ・ラクイーユ、ラヴォール(羊乳ハードチーズ)、エメンタルを使っています。
私のお薦めは、以下の3タイプの中からそれぞれ1つづつ選んでの取り合わせ。 勿論これらにこだわらず、好みの組み合わせを探してみて下さい。
1)ブルーチーズ
 ロックフォール、ブルー・デコース、ブルー・ドゥ・ラクイーユ、ブルー・ドーヴェルニュ、ブルー・ドゥ・ジェクス(以上仏)、スティルトン(英)、ゴルゴンゾーラ(伊)などが市場で見付けやすい筈
2)ちょっと個性的なハード、セミハードチーズ
 ボーフォール(アルパージュ)、コンテ(熟成12ヶ月以上)、アッペンツェラー(アッペンツェル)、オッソ・イラティ(など羊ミルクチーズ)、スカモルツァなどスモークチーズ、熟成長めのプロヴォローネ、チェダー etc.
3)マイルドめのチーズ
 エメンタル、グリュイエール、若くまだしっとりした生地のコンテ、モルビエ、トム・ドゥ・サヴォワ(脂肪分控えめ)、トム・ドゥ・ロゼールなどトム類、タレッジオ、トム・フレッシュ(日本では入手が難しいですが)、モツァレラなどの類、クリームチーズやマスカルポーネ、若めのプロヴォローネ etc.

※グラナ・パダーノやペコリノ、パルメザンといった粉チーズ向きのものも勿論使えますが、塩味が強いので控えめにするか、やはり塩味が強めのブルーを削除してこれらに置き換えるなどの調整をして、塩加減に気を付けて選びましょう。
※アルコール風味が好きな方は、ミルクを白ワインに代えても構いません。 その場合はチーズを加える前にさっとワインだけ一煮立ちさせてすぐに一旦火から下ろしたところでチーズを加え、余熱であらかた溶かしてから弱火にかけて完全になめらかにします。
※パスタ(スパゲッティやマカロニなどの総称)は、スパゲッティやフェットチーネのようなロングパスタ、ペンネ、ファルファッレ(リボン型)、フジッリ(スクリュー型)、オレキエッテなどのショートパスタも合います。 お手持ちと好みのものを合わせて下さい。




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