更新日 mise en ligne en 1999
remise en page le 12 mars 2012
ノルマンディー風ハチの巣煮 La tripe à la normande |
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カマンベールの故郷、フランスのノルマンディー地方のお料理です
「ハチの巣」とは牛の胃袋の一部で、その名の通り蜜蜂の巣のようにセルが並んだようなヒダがついています
内臓には好き嫌いがありますが、動物臭さと余計な脂分を抜くために下茹でしてから調理しています
コクを加える為にバターを使うのもこの地方ならではです
トマトの水煮缶を加えても美味しく頂けます
材料 : 3〜4人
- 牛ハチの巣:200g
- 玉ネギ:100g
- ニンジン:50g
- 赤パプリカ(またはピーマン):50g
- ブロンドレンズ豆:100g
- オリーヴ油(又はバター):大さじ2
- バター:10g
- 塩:小さじ半
- ローリエ(月桂樹の葉):1枚
- タイム(ドライ):ひとつまみ
- 水:300cc
<必要な道具(目安)>
・厚底鍋
<賞味期限>
出来立てを賞味
- レンズ豆はたっぷりの水で洗い、水を切る
ハチの巣は丸ごと水洗いして、熱湯(分量外)で軽く茹でる
火が通ったらすぐに取り出して水洗いし、つかめるくらいに冷やしてから2.5×1センチ程に切る
- 玉ネギ、ニンジン、ピーマンはみじん切りにし、フライパンにオリーヴ油を熱して炒める
野菜に火が通ったら(目安は玉ネギが透き通るまで)レンズ豆、下処理をしたハチの巣、ハーブ、塩、水を加えてよく混ぜ、30〜40分豆が柔らかくなるまで弱火でコトコト煮込む
- 豆が柔らかくなったら火を止め、バターを落として全体をそっと混ぜて味をなじませる
熱々のうちに召し上がれ
<賞味期限>
冷蔵庫で4日。温め直しても美味しいです。
※バターは野菜を炒める際に使っても良いのですが、最後に加える事で少量でもコクを深める事ができます
※タイムひとつまみは親指と人差し指の2本でつまんだ量です
フレッシュな葉を使う場合は小さじ半ほど弱程
代わりにパセリを使っても良いでしょう