更新日 mise en ligne le 4 juillet. 2000
remise en page le 13 mars 2012
ナスのキャヴィア Caviar d'aubergine |
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「Caviar d'aubergine:キャヴィア・ドーベルジヌ(ナスのキャヴィア)」は、
実際には鮫の卵のキャヴィアとは全く関係は無く、庶民のキャヴィアとして親しまれるプロヴァンス料理
夏が旬の艶やかで立派な茄子を使ったピュレの一種で、その味わい深さからこんな別名が付いたのでしょう
レストラン等では、本物のキャヴィア同様トーストを添えてアントレとして親しまれます
同地産の瓶詰も、フランス全土の地方の特産物コーナーや自然食品専門店等でも希に見かけますが、割と手軽に作れるものです
材料 :
- 茄子:600g
- オリーヴ油(1):大さじ5
- オリーヴ油(2):大さじ1
- ニンニク:3片
- 塩:小さじ1/4
- アルミホイル:適宜
- ナスを2つ割りにし、それぞれの切り口の真ん中に1本、皮に届かない程度に切り目を入れる
ニンニクをスライスし、ナスの中央の切り目に挟み込む
- アルミホイルを大きく切って広げた中央に乗せ、オリーヴ油(1)を全体にまわしかける
脇に蒸気が抜けるよう隙間を作ってホイルでナスを包みこむ
(1枚のホイルに包めない場合は2包みでもOK)
これを180度のオーブンで40分ほど(ナスのサイズによって)焼く
- フォークでつぶせる程度の柔らかさに焼き上がったナスをオーブンから取り出し、熱いうちにスプーン等で皮から身をこそぎ出す
これを包丁で軽くたたくか、フードプロセッサ等で粗めのペースト状にし、ボウルに入れる
塩とオリーブ油(2)を加え全体をよく混ぜ、冷ます
※冷蔵庫で冷やしても、常温でサーブしても、お好み次第。 軽くトーストした薄切り食パンやバゲットを添えて。
※茄子はヨーロッパ産の大きなもの(1個300g程度、米ナスそっくり)を基準に分量を表記しています
日本産の小さなナスを使う場合は50g程増やすと良いでしょう
また、焼き時間もサイズによって違うので、フォークでつつくと崩れる程度に を目安に時々様子を確認して下さい。