更新日 mise en ligne le 1er avril. 2001
remise en page le 13 mars 2012
プロヴァンス風焼きトマト Tomate à la provençale |
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南仏プロヴァンス地方のお料理ですが、トマトが美味しい夏になるとフランス中で親しまれる家庭料理です。
レシピとしては至ってシンプルで手軽ですが、それだけに素材の美味しさがものを言う一品。
真っ赤に熟した大きく丸いトマトを選ぶのも美味しさの秘訣、でも、熟しすぎるとグズグズに崩れてしまいます。
焼き加減はお好みに、じっくりと火を通して、形は残るもののフォークで触れるとジューシーな汁が溢れるように仕上がれば大成功です。
お肉の付け合わせに、これをメインに美味しいパンやサンドイッチを添えてブランチにも良いですよ。
材料 : 2〜4人
- 真っ赤なトマト(150〜180g程):4個
- パセリ:2枝
- ニンニク:小2片
- 塩:小さじ1/3
- オリーヴ油:大さじ4
<必要な道具(目安)>
・大きなフライパン
・あればニンニク潰し
<賞味期限>
出来立てを賞味
- トマトは洗って水気を丁寧に拭き取り、ヘタを下にした状態で水平にカットする
パセリはみじん切り、ニンニクは荒みじんにし混ぜ合わせておく
(別々でもOK)
- 耐熱皿又はオーブン用の鉄板にトマトを切り口を上にして並べる
トマトの切り口に塩をまんべんなく振り、ニンニクとパセリも同量ずつ全てに乗せる
オリーヴオイルを上からまんべんなく回しかける
- 200度のオーブンでおよそ30〜40分焼く
※焼き加減はお好みに調節して下さい
表面が早く焦げてしまう場合は、途中でアルミホイルを乗せて焦げを防ぎます
ジュブジュブと汁が煮立つ音がする熱々を、耐熱皿の場合はそのまま、もしくは別の器に取って焼き汁をかけて食卓へ
※トマトは傷が無くサイズが揃い、2つ割りにして並べられるよう丸い物を選びます
※このサイトで利用するオリーヴ油は全てエクストラヴァージンを前提に書いていますが、このお料理にはなおのこと香り高い良質のエクストラヴァージンオリーヴオイルを使って下さい
イタリアやスペイン産のオリーヴ油が日本では有名ですが、南フランス産のオリーヴ油にも上質で美味しい物はあります
産地にまではこだわりませんが、そんな南仏ならではの素朴な味にオリーヴ油は潤滑油としてではなく重要な調味料として活躍しますので、良質の香りの良い物をご利用下さい
※4人分は付け合わせにする場合です。