マダムTOMATOの“グルメ・ガーデン”
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mes recettes
更新日 mise en ligne le 21 juin 2002
remise en page le 25 octobre 2009
Pain perdu au fromage Croque Monsieur クロックムッシュ

こちらもフランスやベルギーのカフェではお馴染みの品、朝食用メニューにも登場します
チーズを挟んで更に上にも散らしてオーブンでさっと焦げ目を付けたものがよくありますが、このレシピではオーブンもトースターも使わずフライパンで焼きます
いわばホットサンドの一種で、食パンや田舎パンが数枚残った時にお片づけと昼食やブランチを兼ねて、我が家ではよく作るものです
この名前の詳しい由来は分からないのですが、パリッ又はサクッとかじるという意味のCroquer:クロッケーとMr.の意味のムッシュがあわさって出来上がった造語です
恐らく、出勤前の男性がカフェで手早く食べられるサンドイッチとして人気が出たというような背景があるのではかなろうかと思うのですが・・・
ちなみに、男女平等法とは無関係のようですが、“クロック・マダム”なるものもあり、そっくりなレシピですが別途ページを設けていますのであわせてどうぞ

材料 : 2つ分
  • 食パン,田舎パン等スライス:4枚
  • ピザ用チーズ:約100g
  • スライスハム:パンのサイズ2枚
  • バター:約10g

<必要な道具(目安)> ボウル、フライパン
<賞味期限> 出来立てを賞味。
  1. スライスしたパン4枚(サンドイッチ2つ分)の表面を決めて、室温に戻し柔らかくしたバターを外面に塗る

  2. パンのバターを塗っていない面を内側とし、チーズとハムをまんべんなく並べ(サイズが合わなければ千切るか切るかします)、更にチーズを乗せてもう一枚のパンで挟む
    これを2つ作る
    ※後で溶けたチーズが糊の役を成して2枚のパンをくっつけてくれるので、部分的にハムがはみ出しても構いませんが所々パン+チーズ+パンと重なるようにしておくと焼くのが楽です

  3. フライパンを弱火で熱し、2を並べてフタをして焼く
    全体が温まり適度に焼き色がついたらひっくり返して両面にこんがりと焼き色が付けば出来上がり
    暖かいうちに、サラダなどを添えて召し上がれ

※チーズとハムに塩分があるので塩は加えていませんが、塩辛いのが好きな方は準備の途中で少し塩を振っても良いです
※昼食としてならば1人2つぐらいの方が良いでしょう、人数とパンのサイズに応じて調整して下さい
チーズとハムの量もパンのサイズによるので、上記はあくまでも目安の分量です
フランス等ではハムの種類がとても多いので、ジャンボン・ドゥ・パリをお勧めします(お好みにより何でもOK)
※アメリカ人のようにケチャップをかけるのは、フランス人に言わせると「以ての外」だそうです

 あえて安いテーブルワインで、パリの学生気分に浸ってみては?

頂いたご意見
●2005/1月 newny さん(ゲストブックにて)
このあいだクロックマダムを作ったら彼に大好評で…次の日にもリクエストされちゃいました(#>▽<#)ツ
(卵がなかったのでクロックムッシューで妥協してもらいましたが)



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